
二晩、木の上で過ごした我が家の猫、乙女。イノシシか犬か、恐いものに追いかけられて動けなくなっていたようです。その間、作家A、Bは帰らない乙女を心配して山の中を探し回りヘロヘロです。しっぽが問題の子なので(「乙女のしっぽ」)、持参したノコギリでいざからまったツタを切らん、と近寄るとすくっと立ち上がる乙女に拍子抜けです。しっぽではなくただとても恐かったようです。二人と一匹の帰り道、普段余りこない場所から造船所が見えました。
二晩、木の上で過ごした我が家の猫、乙女。イノシシか犬か、恐いものに追いかけられて動けなくなっていたようです。その間、作家A、Bは帰らない乙女を心配して山の中を探し回りヘロヘロです。しっぽが問題の子なので(「乙女のしっぽ」)、持参したノコギリでいざからまったツタを切らん、と近寄るとすくっと立ち上がる乙女に拍子抜けです。しっぽではなくただとても恐かったようです。二人と一匹の帰り道、普段余りこない場所から造船所が見えました。
イノシシやタヌキの姿を見かけなくなったので、なにかあったのかしらと思う今日此の頃、クワガタが家の中に舞い込む季節になりました。
クワガタはいつも通りの夏を過ごしているようです。
先日のこと、台風並みの風が吹きました。折れた小枝の間に小鳥の巣が落ちていました。まるで生まれだちの仔犬や仔猫のあいらしさに感動した時のような可愛らしいものです。一体どんな小鳥が卵を育んでいたのでしょうか。巣は小枝を中心に猫の毛とナイロンの糸で編みあげています。
気温が下がってきました。
人の世の慌ただしさをよそに秋晴れが広がります。
寒くなると猫の団子率も上がります。
笹の陰で真面目に隠れているつもりらしい。
狸君コンビ、こちらから見えているよ。
「猫の恋」という季語もある初春のこの頃、こんな山の中にもはるばる猫達がやってきます。彼らも世代交代しているようで、かっての玉のライバル、クロちゃんの姿はなく(「クロさん」)、今年の旅人はこの二匹。外で雄たけびをあげています。
我が家の女子以上に興味津々なのは、うちの男子、玉三郎。にぎやかです。
さて、恒例の窯出し展ですが、今年は諸事情により6月開催になります。
新しい元号に慣れた頃ですね。山中の窯元にお出かけくださいますようお待ちしています。
※「窯出し展 2018」
※「続・窯出し展 2018」
普段から他の子よりも体温の高い玉、この夏は熱中症になるのではと気になり、とうとう毛を刈りしました。毎年逡巡しつつ控えておりましたが、見た目よりも命。作家Bがざっくりチョキチョキカットした結果、白いベストを着た状態に。涼しくなってるとよいのですが。
不行跡で家猫になった玉三郎を置きざりにして、女子コンビの外出はひんぱんです。いちこは慎重派ですが、乙女はおてんば娘です。今日は腫れて血のついた前足を引きずって帰ってきました。いちこが付き添いらしく乙女を置いてまた外へとでかけました。「まむしだと大変」と思いましたが、餌を食べますので、ホつとしました。
いち子が目をキラッキラッさせて狙っているのは、
これ、いちこにも乙女にもない真っすぐ伸びた玉のしっぽです。
「やあっ!」
「トオッ!」
気のない素振りからの、
キャッチ!
大人げない親と親をあやす孝行息子です。(一才違い。)
獣医師になればというほど動物好きの作家B。もちろん猫3匹のネコボスです。責任のない作家Aは猫たちから見れば、付き添い人でしょう。不行跡から家猫になるに至った玉三郎。おおまかな性格ですが、蓋付の湯吞みを開けてのむ器用な足さばきで、油断禁物です。今、1番、気になるのが乙女で、外へ出て自活しているせいか、お腹の調子がいまいちです。ただいま戻りましたとばかりに大声で門口を開けさせて帰宅します。いちこは、この寒空、外へ出る無駄はしません。作家Aをとても綺麗な目で見つめています。