展示前

ギャラリーアンフィールでの個展も近づいて参りました。

搬入までアドレナリン出っ放しの今日この頃。

陶器の絵付けも終わりに近づいて参りました。

焼成が終わったら、絵だけに集中します。

 

今年の彼

猫の春、この時期我が家の女の子に会いに山の中、どこからか猫達がやってきます。

 

かつては、玉ちゃんのライバル、クロさん

クロさん

 

季節を超えて出没し我が家にすっかり馴染んでいた寅ちゃん、と

名前をつけてしまうような子もいました。

(右)寅ちゃん

 

 

さて、この春は1強で、明らかに野良でない男の子が通っています。

 

「撮りたい!」という作家Aのがんばりの結果、画面に捉える事ができました。

こちらが、今年の彼。

名前はまだありません。

 

ちびっ仔達

世の中には猫好きと犬好きの二派があると思います。我窯の二人は両方好きな方です。それでも作家Bはより猫好きで、作家Aは犬好きです。最近パソコンを開くと仔犬達の画像がランダムに見られる様、作家Bがセットしてくれました。これ程くつろげる愛らしさに勝るものはなくすべてを忘れてにやけています。(「笑点」の比ではありません。)

 

「wallpaper better」より

亀の行方

今冬、島では降水量が少なく、ダムの水量を心配する話題がのぼります。我窯の池も、当地開窯以来さだかな記憶に残っていないほどの浅さになりました。出逢っていた池の子亀達が見当たりません。

 

「亀の箱」

香港からのメール

嬉しいことに今年の干支、兎の置物は好評で在庫も少なくなりました。年内は買い忘れた方等、お求めになる方が続くので只今、追加で制作中です。そんな折、ネットショップ経由で、香港から兎のご依頼がありました。ありがたいことです。作家B、海外発送の方法を勉強中です。

心に刻む

1983年「銀花コーナー新宿」で初個展を催してから2014年の「銀座ギャラリーハウス中澤」で終えるまで、作家Aは東京での個展を毎年一、二回続けました。特に2002年山内達雄が死去後は生活の為必要な個展でした。来訪者に進歩を観ていただきたく、新作を展示することが自分に課する義務と信じて対応してきました。その頃、私のような未熟者ではなく、精神のバランスのとれた暖かい印象のМさんにお会い出来ました。此度「現在どんな状態であっても自分自身と向き合った時、私の人生はこれでよかったと納得して終わらせることが、とても大事なことではないかと此の頃思うようになりました。」と九十三才のお便りが届きました。生きる勇気をいただいたようで励まされています。

化粧の生掛け

島も寒気到来、冬の厳しさを感じる日々です。マグカップなどのろくろ引きをして久しぶりに化粧釉の生掛けを試みています。弱還元炎の窯を詰め切るまでには次々とつくる準備が控えていますが、しばらくぶりの技法が新鮮な気持ちにさせてくれます。