新緑と店のことなど

昨日までの寒さが嘘のように今日は暖かい一日になりました。庭に出るといつの間にか葉の色が濃くなったようで、新緑の季節が始まりました。

 

さて、作家Bは先日、店で10数年ぶりに来松したというフランス人の女性と出会いました。松山に住んでいた頃から当店を気に入っていただいていたそうです。その方の作品を生きているものと対面しているように見つめている様子が印象的でした。作品の方もなにか応えているのかもしれないし、作る者としてはそのようなものを作りたい、と思う出会いでした。

 

 

 

 

「松山春祭り」

 

先だっての日曜日は「松山春祭り」の日で、ロープウェイ通りは朝早くから人で混雑していました。

 

 

店番の作家Bも、以前取り損ねた馬の写真が撮れるかしら、とカメラ片手に店の入り口で佇んでいました。大名行列が始まり、人垣の向こうでは忍者の恰好の子供達、足軽や武将に扮装した人たちが歩いて行きます。

 

 

今年のメインは城主に扮した大洲市出身の宝塚のトップスター、

彩風咲奈さんという方だったようで、

 

 

トップスターが目の前を通る!

 

 

その姿を追いかける群衆!、の熱気がすごくて馬どころではありませんでした。

(人垣で見えませんでしたが、おそらく今年は馬の出番はなかったのでしょう。)

 

 

「「今治能」と過日のお城下祭り」

さくらー2025

窯元の山桜も満開になりつつあります。

桜は一瞬に咲き一瞬に散るようで目が離せません。

 

「八田池の桜」

※「さくらー2024」

「2022山桜と展示会のお知らせ」

※「山桜ー2021」

「山桜ー2020」

「さくらー2019」

「さくらー2018」

 

ネットショップ“”ohshimagama“入荷情報

寒暖の差が激しい日が続いています。世の中は春休みに入った頃でしょうか。

ネットショップに「パンフルートがきこえる」をはじめ、新作の「練り込み皿」、「印花鳥獣カップ」に加え、在庫切れが続いていた錆絵、印花の碗等を入荷いたしました。どうぞご覧ください。

 

左から「パンフルートがきこえる」、「練り込み皿」、「化粧碗」、「印花鳥獣マグカップ」

 

ネットショップ“ohshimagama“

「パンフルートがきこえる」

先日の「森のおはなし」に続いて、三人の女の子の「パンフルートがきこえる」を今度の週末、店に飾る予定です。「パンフルート~」は、「蕗の子」や「古き都の媛皇子」等と共に作家Aが長く続けたテーマの一つです。ギリシャ神話のパンの神様が、傷ついた動物を癒すために音楽を奏でたというお話が由来です。今度の女の子たちは鳥を抱きしめています。

 

「パンフルートがきこえる」(17.5㎝×35㎝×高さ31cm)

店よりー「森のおはなし」

三月になりました。いつもなら店のウィンドウにお雛様(「雛の頃」)を並べるところですが、ことしは嗜好を変えてまだお披露目していないこの子を並べることになりました。

「森のおはなし」

 

「森のおはなし」という名前にちなんでディスプレイを「森」っぽくしました。

 

※「店よりー雛の頃(2024)」

「店より 雛の頃」

※「雛の頃

「新聞記事」

「店へ 雛の頃」

「作陶展初日(ギャラリーCHUCHU)」

寒波

全国的に寒波到来で、寒い一週間です。本来暖かい島も時折風花が舞っています。寒さに慣れていないのを実感しながら、昨日窯から出た品々を店に発送しました。強風の中、集荷にきた運送屋さんに頭が下がります。雪で大変な所が多そうですが、皆様ご無事に過ごされますように。

発送した品々

 

満月蝋梅と招き蛇(仮名)

 

1月も後半に入りました。我が家の満月蝋梅も可愛い花が鈴なりです。

遅ればせながらで作家Aの招き猫ならぬ招き蛇(名前は思案中)が成形まできました。これから乾かして素焼きへと進みます。どんな模様が表れるのか、焼成後の練り込みの色が楽しみです。

 

年賀状

今までの年賀状の絵の余り。

 

もともと大島窯の年賀状は父が手描きの絵を描き、作家Aがご挨拶を書くというスタイルでした。私がムサビに入って間もなくの頃父に「交代」と言われ、それ以後は私が絵を担当しています。最初に描いたのはたしか猫柳でした。干支置物のめどがつくクリスマス頃に取り掛かり、作家Aと年内投函を目指します。「年賀状じまい」の知らせも増える昨今、いずれは無くなる風習だろうなあと感じます。とは言え、筆まめな作家Aは言うまでもなく私も書くのは苦ではないので、出す相手がいる限り最後まで出していそうと思う正月です。

 

今年の年賀状