五月の屋根

仕事の合間を縫って恒例の点検をしに屋根に上がりました。

対岸の馬島はすっぽりと木々に隠れています。

正月の「夕暮れ1号」の時とは景色がずいぶん変わりました。

去年はなかった羽衣ジャスミンが高いところで咲いています。

この季節の新緑の勢いには目を見張ります。

「夕暮れ1号」

※「屋根から」

※「屋根から」

※「屋根から」

新緑と店のことなど

昨日までの寒さが嘘のように今日は暖かい一日になりました。庭に出るといつの間にか葉の色が濃くなったようで、新緑の季節が始まりました。

 

さて、作家Bは先日、店で10数年ぶりに来松したというフランス人の女性と出会いました。松山に住んでいた頃から当店を気に入っていただいていたそうです。その方の作品を生きているものと対面しているように見つめている様子が印象的でした。作品の方もなにか応えているのかもしれないし、作る者としてはそのようなものを作りたい、と思う出会いでした。

 

 

 

 

「松山春祭り」

 

先だっての日曜日は「松山春祭り」の日で、ロープウェイ通りは朝早くから人で混雑していました。

 

 

店番の作家Bも、以前取り損ねた馬の写真が撮れるかしら、とカメラ片手に店の入り口で佇んでいました。大名行列が始まり、人垣の向こうでは忍者の恰好の子供達、足軽や武将に扮装した人たちが歩いて行きます。

 

 

今年のメインは城主に扮した大洲市出身の宝塚のトップスター、

彩風咲奈さんという方だったようで、

 

 

トップスターが目の前を通る!

 

 

その姿を追いかける群衆!、の熱気がすごくて馬どころではありませんでした。

(人垣で見えませんでしたが、おそらく今年は馬の出番はなかったのでしょう。)

 

 

「「今治能」と過日のお城下祭り」

ネットショップ“”ohshimagama“入荷情報

寒暖の差が激しい日が続いています。世の中は春休みに入った頃でしょうか。

ネットショップに「パンフルートがきこえる」をはじめ、新作の「練り込み皿」、「印花鳥獣カップ」に加え、在庫切れが続いていた錆絵、印花の碗等を入荷いたしました。どうぞご覧ください。

 

左から「パンフルートがきこえる」、「練り込み皿」、「化粧碗」、「印花鳥獣マグカップ」

 

ネットショップ“ohshimagama“

「パンフルートがきこえる」

先日の「森のおはなし」に続いて、三人の女の子の「パンフルートがきこえる」を今度の週末、店に飾る予定です。「パンフルート~」は、「蕗の子」や「古き都の媛皇子」等と共に作家Aが長く続けたテーマの一つです。ギリシャ神話のパンの神様が、傷ついた動物を癒すために音楽を奏でたというお話が由来です。今度の女の子たちは鳥を抱きしめています。

 

「パンフルートがきこえる」(17.5㎝×35㎝×高さ31cm)

つる姫ー2025

作家Aは、気遣い続く還元炎の窯詰めを終えたせいか早春の庭の雑草取りが新鮮です。その折、ふと振り返るとほのかな薄いピンクの花が一輪、目に映りました。島のAさんにいただいた「つる姫」の名を持つ椿の花。癒される一刻です。

 

 

「つる姫ー2020」

「清楚な可憐さ」

「鶴姫」

店よりー「森のおはなし」

三月になりました。いつもなら店のウィンドウにお雛様(「雛の頃」)を並べるところですが、ことしは嗜好を変えてまだお披露目していないこの子を並べることになりました。

「森のおはなし」

 

「森のおはなし」という名前にちなんでディスプレイを「森」っぽくしました。

 

※「店よりー雛の頃(2024)」

「店より 雛の頃」

※「雛の頃

「新聞記事」

「店へ 雛の頃」

「作陶展初日(ギャラリーCHUCHU)」

「シンギング スネーク」

 

作家Aは島の山暮らしでヘビに出会うことが多くあります。ヘビは草や花の間にもぐり、陽を浴びて昼寝したり、海風を気分よく感じることもありそうです。口笛をふくか歌う気分になる時もあるカナと思い「singing snake」を創りました。

 

三匹並んで口笛を吹いている様子

 

※「満月蝋梅と招き蛇(仮名)」