新緑と店のことなど

昨日までの寒さが嘘のように今日は暖かい一日になりました。庭に出るといつの間にか葉の色が濃くなったようで、新緑の季節が始まりました。

 

さて、作家Bは先日、店で10数年ぶりに来松したというフランス人の女性と出会いました。松山に住んでいた頃から当店を気に入っていただいていたそうです。その方の作品を生きているものと対面しているように見つめている様子が印象的でした。作品の方もなにか応えているのかもしれないし、作る者としてはそのようなものを作りたい、と思う出会いでした。

 

 

 

 

「パンフルートがきこえる」

先日の「森のおはなし」に続いて、三人の女の子の「パンフルートがきこえる」を今度の週末、店に飾る予定です。「パンフルート~」は、「蕗の子」や「古き都の媛皇子」等と共に作家Aが長く続けたテーマの一つです。ギリシャ神話のパンの神様が、傷ついた動物を癒すために音楽を奏でたというお話が由来です。今度の女の子たちは鳥を抱きしめています。

 

「パンフルートがきこえる」(17.5㎝×35㎝×高さ31cm)

店よりー「森のおはなし」

三月になりました。いつもなら店のウィンドウにお雛様(「雛の頃」)を並べるところですが、ことしは嗜好を変えてまだお披露目していないこの子を並べることになりました。

「森のおはなし」

 

「森のおはなし」という名前にちなんでディスプレイを「森」っぽくしました。

 

※「店よりー雛の頃(2024)」

「店より 雛の頃」

※「雛の頃

「新聞記事」

「店へ 雛の頃」

「作陶展初日(ギャラリーCHUCHU)」

大晦日ー2024

大晦日です。

店は昨日からお休みに入りました。

クリスマス飾りからお正月飾りへと大急ぎです。

 

今年も島の藤田様がお飾りを作って下さいました。

白のクラシックな色調のお飾りです。

「(脱皮する)再生」の意味をもつ巳の年にぴったりです。

卯→辰→巳と干支順に並べたぐい呑み

 

今年もたくさんありがとうございました。

新しい年が少しでも優しさが増える年になりますように。

皆様、どうぞ良い年をお迎え下さい。

店よりークリスマス

今年の師走の先生は駆け足ではなく、猛ダッシュで走っているのに違いないと感じる12月。店のディスプレイ担当の作家Bにしては珍しく、ウィンドウは早めの11月後半からクリスマス飾りに設置していました。まだまだと思っていたらもう明日はクリスマスイヴですね。皆様、楽しい時間を過ごされますように。

12月初旬のウィンドウ

「大島窯の店」のことー開業50周年にむけて

1969年当時の朝倉村に窯を築窯、1974年登り窯を築窯、窯の作品を販売する「店」を山内達雄が開店しました。作家Aは当初から共に働いて参りました。来年でその「大島窯の店」が50周年を迎えます。現在は作家Bと共に維持。いつも皆様方に支えられ感謝しながら、今日も土創りに向き合える喜びを表現したく願っています。二人共創る人間なので直接、窯出しした品々に新鮮さを感じていただけたらありがたい店です。

店よりー巳

朝ははっとするような爽やかさで、昼になるにつれじりじりと暑くなり、現実を思い知らされる松山の通りです。10月を目の前にして、干支のディスプレイをしました。山の中の窯元から街の喧噪の中に出てきてドキドキしているヘビたちです。

 

 

店より

 

数日前、ウグイスの鳴き声で目が覚めて「いつの季節だったかな?」と混乱しました。梅雨入りも近いはずの今日この頃。店も日昼はしっかり暑くなって参りましたので、ディスプレイも清涼感を意識するようになりました。我が家の紫陽花が咲くのはまだ先のようですが、巷ではよく見かけるようになりました。

 

 

 

店より

 

店の前のなんじゃもんじゃの花が咲き始めました。新緑がまぶしい季節です。

窯元から持参した朝鮮南天も黄色い花は終わり今は可愛い青い実になりました。

ゴールデンウイークも目の前です。「大島窯の店」も祝日は営業しております。

近くにお越しの際はどうぞお立ち寄りください。