龍のひげ

 

先日の大晦日、店で片付けをしていた際に龍のひげがつぼみをつけているのに気付きました。花が乏しい時、この島から持っていった常緑の龍のひげは重宝しました。ついつい入れっぱなしにしているうちに花入れの中で新しい根がでていて元気のよさに感心します。夏に咲いていたような気がしつつ??辰年に龍の花は縁起がよさそうとウィンドウ側に移動しておいたのが年開けて無事小さな可愛い花をつけていました。

一方、我が家の龍のひげはというと濃紺の実になっていました。この実は10月~翌春まで鑑賞できるそうです。そんなに長くついてるとは気が付いていませんでした。

 

 

 

 

 

蠟梅-2024

我が窯の庭では満月蠟梅をめでる睦月です。

能登半島地震、元旦からきびしい時間が流れています。

自然災害の中にある日本、がんばりたいものです。

甲辰の年

何時も干支の準備をする時、特に続いているこの不安定な時勢、少しでも平安な年になる様願いを込めます。来年は甲辰の年、調べてみると甲は十干のスタートであり樹木の成長、辰は天に向かって飛翔するイメージとあります。縁起のよい年のようです。

今年最後の龍を焼き上げました。

 

「練り込み龍置物」 23㎝×9cm×高さ17㎝

 

「練り込み龍置物」 22㎝×8㎝×高さ18㎝

紅葉・2023ー展示を終えて

今年の「干支展」も無事終了しました。山中の窯元まで足を運んで下さった皆様、ありがとうございます。展示会中、赤く染まった我が窯の紅葉はゆっくり眺める間もなく散っていました。あっという間に師走も半ば近くになり早いものです。作家A、B、年内最後の窯焚きにむけて今しばらく慌ただしい日が続きます。

展示前

あれよあれよという間に11月も終わりです。

大人になるとなんでこんなに時間が過ぎるのが早いのでしょう。

師走と共に「干支展」も直前となりました。

作家Aの龍の新作も窯からでてきました。

先にできた龍とは焼成方法が違うこともありますが、ガラっと雰囲気が変わりました。

しっぽと舌がチャーミングです。

 

こちらは香合サイズ。

 

作家B的には、このシリーズの巻き巻きしっぽにハマっています。

 

歳月

先頃作家Aは、以前10年程在籍していた女性団体のお誘いを受け懇親会に出席しました。退会した後はコロナ期まで、作家Bの助力を得ながら、専ら東京で毎年個展を続け30回になりました。集団の同年齢の方々にお会い出来たのは、二十数年ぶりでした。年齢体力からくる気弱さが、これからの数年頑張ろうに代わってきたのは、懐かしい方々に再会したことの意外な力かもしれません。

展示のDM

只今、12月の窯元での展示会、「干支展」の案内状を準備中です。

最近は、アナログ人間にも優しいアプリで遊び感覚でデザインができて便利です。

 

 

 

龍の秋

ススキやセイタカアワダチソウの花が山道を縁取り秋らしくなって参りました。

暑い夏から始まった我が窯の干支作りも後半に入って参りました。

作家Aの龍も第一陣が焼き上がりました。

 

「練りこみ龍の箱」

異国の見知らぬ音楽が流れていそうな龍の箱です。

 

 

「練りこみ干支香合」

練りこみの山の上に君臨するちょっととぼけた龍の香合。

 

 

 

 

作家Bの花文の龍も遅ればせながらで焼きあがりました。

 

 

季節が駆け足で進み始めたようです。

皆様、お体を大切にお過ごし下さい。

 

 

ネットショップ“ohshimagama”

 

 

 

白い曼珠沙華

白い曼珠沙華が咲きました。「大島窯の店」で長くスタッフを務めていただいた松本さんにいただいた花です。生け花の先生でもあったので花々の知識を学ばせていただきました。作家A、B、何気なく松本さんの諸々を日々語っています。決して忘れられない方です。白い曼珠沙華は歳月を語っています。