我が家のほたるぶくろがようやく咲き始めました。
会場で飾る花を求めていた頃、隣の伯方島は暖かいのでしょうか。タイミングよく伯方のお茶のT先生が白と紅のほたるぶくろを持参して下さいました。90才越えられた先生のお心遣いが本当に嬉しかったです。
我が家のほたるぶくろがようやく咲き始めました。
会場で飾る花を求めていた頃、隣の伯方島は暖かいのでしょうか。タイミングよく伯方のお茶のT先生が白と紅のほたるぶくろを持参して下さいました。90才越えられた先生のお心遣いが本当に嬉しかったです。
今日は「大島窯の店」で去年末まで14年勤務して下さった長谷川さんがお友達と一緒に来て下さいました。変わらずお元気そうです。
「響き」と一緒に。
さてこの展示室、ガラス貼りで解放的なこともあり広い会場です。
空間を生かすよう大きな作品が点在します。
練り込み花入れ
練り込み四方花入れ
練り込み
長方花入れ
粉引き草文
長方花入れ
外にもあります。
練り込み手壺
余談ですが会場外に亀の像があります。この亀は我が家のペットの墓の墓守です。亀の下には秋田犬の芙音、いちこの父猫のアーニー、長寿だったヒメダカetcを埋葬しています。亀を見ると生前のびのびと過ごした地で彼らが今も笑っているような気がします。
日曜日からお天気が続いています。山の中の展示場です。「数年前は途中で断念したが今年は辿り着くことができた。」というお客様もいらっしゃいます。その後に「来た甲斐があった」と続き嬉しい限りです。この展示室は一年に二回、この窯出し展と年末の干支の引き渡しの時にしか開けていません。普段は販売は松山の「大島窯の店」で、窯元ではひたすら制作しています。窯出し展では「一年早いですね。」「また来年。」という言葉が頻繁です。
展示室内には畳のコーナーがあります。
仕事に追われて私たち自身、展示室でくつろぐということは無いので、この期間、畳の間からお客様と外を眺めると改めてゆったりとした空間が広がっているのがみえます。
卯の花が咲きました。
うつむいた地味な花です。
それとなく「うの花のにおうかきねに~」の唱歌を想い出させる風情が我窯に相通じるとは思いこみでしょうか。
今日も展示室の準備に明け暮れる一日でした。
窯出し展の準備も大詰めに入りました。
どんな作品を見ていただけるでしょうか?
薪窯はガスや電気のように効率よくはいきません。風、湿度、薪量、薪を投入する人の体力等々、様々な条件が重なって大きな失敗もあれば初めて目にする美しいものに出会うこともできます。今回は無風と充分な赤松の支度の安心感から3の間を焚きすぎてしまいました。何度焚いても全ての部屋が成功という訳にはいきません。
今日は道に看板をつけたり、Fさんに道の草刈をお願いして車が通りやすいようにしてもらいました。窯出し展ならではの準備です。
大島窯前の登り道の入り口です。
目印の看板をつけました。
100mほど進んで、
右手に見える建物の一階が会場です。