長かった酷暑を忘れる程に静かに秋冷がやってきました。農道の生い茂る雑草を部落の方々が草刈りして下さり感謝です。朝の散歩の途中、揺れているむかごを見つけました。我が家に秋を告げてくれる食材にもなる恵みです。
※「山道」
※「むかごご飯」
※「むかごの連」
※「秋の味覚①」
大型台風14号が去りました。
長かった酷暑がやっと秋涼に移りました。
酔芙蓉が真っ盛りです。
山内達雄の絵画の恩師、高階重紀先生には、広島出身である作家Aも、大学の後輩として、何度かご厚意でご配慮をいただいたことがあり、感謝と共に懐かしく思い出します。先生と大西甚平先生とのご指導で、かつて今治市から東京芸大工芸科に一学年で五人もの入学があり、話題になりました。その人たちを中心に昭和55年から「高階重紀とその弟子達展」は今治市河野美術館で始まりました。作家Aも平成2年まで出品させていただいています。会長を山内から川畑さんに変わる経緯があり、其の後身近な場にいませんでしたが、会は智内さんを中心に躍進。終了しました。
此度「高階重紀展」が河野美術館で催されるにあたり、先生のお人柄に接し、作域の方向を知る者にとって、またとない拝見の機会ができました。現在のこの不安定な時代、今治美術の父と称される先生の作品をご覧いただいた多くの方々が美術への関心をひろげ、深めて下さることと思います。
高階重紀展ー生誕110年 今治美術界の父ー
2022 8.9(火)~8.28(日)
月曜日 休館
9:00~17:00
今治市河野美術館
T・H様からのご依頼は、焼き上がりの寸法のご指示もあり、工夫しながら作るものなので、何時もありがたい経験になります。土造り乾燥中で、素焼き前のご依頼のタタラ皿を写真に撮ってみました。
若木だった泰山木は20年余り経った今、青空に見上げる程の大木です。花を撮り続けてきましたがふっくらしたつぼみがあっと云う間に開花するので、今年はやっと待ちに待ったシャッターにおさまりました。
※ 泰山木の花
日々ネガティブになりがちな今の世情、電気炉の還元方々、庭掃除途中に以前Aさんからいただいた「つる姫」がひっそりと咲いているのに気付きました。一瞬救われる想いに満たされていました。
窓の外をみると木々の芽息吹きが押し寄せています。黄色の小花群の山茱萸、山桜も花々がちらちら、雪柳の鮮やかな白い花もゆれて混じっています。
朝日新聞(2月26日)で広島、森下弘さんの記事を読みました。森下さんは作家Aの父方の遠縁にあたり毎年の年賀状では、老いても頑張っていますと一筆あり励まされている方です。
被爆体験を語ったウクライナとロシアの訪問を経て、戦闘や混乱に巻き込まれるのは一般市民であり、プーチン大統領の「ロシアは強力な核大国」の発言への憤慨を語られています。同感です。
雪おろしのことなど積雪の報せが届く此の頃です。島は晴天の空が続いていますが、新型コロナの被害拡大とかさなって何やら気の晴れぬ日々です。そんな中でも冬のオリンピックでの日本選手の活躍に救われる想いで拍手です。
香川県在住のkご夫妻は当初は松山の店のお客でした。そのうち島の窯元での展示には必ずお立ち寄り下さるようになりました。コロナ前の展示会、因島や三次、東京の銀座にも現れその度に新作を求めて下さいました。現在の情けない世情の此の会も「コロナで内にこもってちっとも楽しくない。」との言葉がもれながらお会いでき、作家A、B、ありがたい気持ちで無事展示を終えることが出来ました。