歳月

先頃作家Aは、以前10年程在籍していた女性団体のお誘いを受け懇親会に出席しました。退会した後はコロナ期まで、作家Bの助力を得ながら、専ら東京で毎年個展を続け30回になりました。集団の同年齢の方々にお会い出来たのは、二十数年ぶりでした。年齢体力からくる気弱さが、これからの数年頑張ろうに代わってきたのは、懐かしい方々に再会したことの意外な力かもしれません。

白い曼珠沙華

白い曼珠沙華が咲きました。「大島窯の店」で長くスタッフを務めていただいた松本さんにいただいた花です。生け花の先生でもあったので花々の知識を学ばせていただきました。作家A、B、何気なく松本さんの諸々を日々語っています。決して忘れられない方です。白い曼珠沙華は歳月を語っています。

暑い初秋

温暖化で30度以上の暑い日が続く夏のような初秋です。

それでも草むらにむかごの連を発見。秋をみつけました。

大谷翔平選手の手術の報。

二年先、二刀流の歴史が復活する様子をこの目で見る日がくることを待っています。

 

むかごの連の中の素焼き前の龍の練りこみ香合

センテナリアン(百寿者)

長寿化は日本でも増え続け令和4年、100歳以上の人口が90,526人になりました。先頃、ニューヨークの国連本部で国際平和デーを前に、献茶式を開いた茶道裏千家、前家元の千玄大宗匠(100歳)は、お手前と共に平和へのスピーチを語られました。感銘を受けました。

近場で摘んだススキや水引など。

続・鬼北町の花

猛暑の続く日々です。久しぶりに東京から来訪のNさん達の為、展示室に花を飾りました。鬼北町市場の切り花の一束。活けながら花を切り取った人の美意識が率直に伝わってくる、その思いを感じる一刻になりました。

「干支展・辰」の日程を決めました。

小鳥が運んだ種からゆりの花が元気に咲きました。諸事情に戦争が加わり地球をキズつけ温暖化が加速する昨今です。いつも展示会の日程が決まるのに時間がかかるのですが、今回、恒例の干支展の日程を12月1日(金)~12月10日(日)に決めました。来年は「辰」です。次の年が少しでも穏やかなものになりますように。

名前は「デイクロア」

異なる十株のあじさいを語ることなく植えて去られた島のМさん。

各々に「星花火」とか「ダンスパーティー」とか名前を付けられていました。

なかでも「デイクロア」は、初めてみた珍しい可愛いあじさいです。

元気で水もちもよく、つぼみの時から飾らせていただいています。

デイクロアのつぼみ
開花したデイクロア

あじさいの伝道師

 

梅雨空の日々、晴れた日の青空は不便な山暮らしを一刻忘れさせる清々しいものです。昨年の展示会の際、突然ご来訪の島のМさんが、あじさいの異なる十種類の株を我庭先に植え、去られました。今年、花を咲かせ始めたあじさいの花を、作家A、B、庭先に出ては楽しませてもらっています。