センテナリアン(百寿者)

長寿化は日本でも増え続け令和4年、100歳以上の人口が90,526人になりました。先頃、ニューヨークの国連本部で国際平和デーを前に、献茶式を開いた茶道裏千家、前家元の千玄大宗匠(100歳)は、お手前と共に平和へのスピーチを語られました。感銘を受けました。

近場で摘んだススキや水引など。

続・鬼北町の花

猛暑の続く日々です。久しぶりに東京から来訪のNさん達の為、展示室に花を飾りました。鬼北町市場の切り花の一束。活けながら花を切り取った人の美意識が率直に伝わってくる、その思いを感じる一刻になりました。

「干支展・辰」の日程を決めました。

小鳥が運んだ種からゆりの花が元気に咲きました。諸事情に戦争が加わり地球をキズつけ温暖化が加速する昨今です。いつも展示会の日程が決まるのに時間がかかるのですが、今回、恒例の干支展の日程を12月1日(金)~12月10日(日)に決めました。来年は「辰」です。次の年が少しでも穏やかなものになりますように。

名前は「デイクロア」

異なる十株のあじさいを語ることなく植えて去られた島のМさん。

各々に「星花火」とか「ダンスパーティー」とか名前を付けられていました。

なかでも「デイクロア」は、初めてみた珍しい可愛いあじさいです。

元気で水もちもよく、つぼみの時から飾らせていただいています。

デイクロアのつぼみ
開花したデイクロア

あじさいの伝道師

 

梅雨空の日々、晴れた日の青空は不便な山暮らしを一刻忘れさせる清々しいものです。昨年の展示会の際、突然ご来訪の島のМさんが、あじさいの異なる十種類の株を我庭先に植え、去られました。今年、花を咲かせ始めたあじさいの花を、作家A、B、庭先に出ては楽しませてもらっています。

 

まけないために

作家Aは、眼科診察でひやひや、歯科診察でがっくり、体の部品に手を加える時期がきました。若い頃のようにはいきませんが、老いた中古車はせめて足の筋力だけはと室内自転車で足をきたえつつ、大谷君18号に歓声をあげています。わがやの猫、イッちゃん、おとめちゃんも中高年です。

「2023 てくてく展」④

「2023 てくてく展」も半ばになりました。

 

 

展示会を開く時は仕事の進歩をご覧戴けるよう新しい試みの作品を並べます。此度は作家Bの現代版鳥獣戯画風掻き落しのマグカップなどが好評です。

「化粧搔き落し」

 

作家Aは、長年続けてきた練り込み技法に墨流し風の変化を加えたり、新しい表現を模索中です。お客様の反応に次の仕事のヒントをもらっているところです。

「練り込み」

 

 

 

蒸気機関車

機関車は私にとって身近なものです。幼い頃から家中油彩油の臭いがただよっているのが当たり前の環境で育ちながら(亡父は新制作協会会員で画家でした。)一方で国鉄時代の機関士と云う珍しい仕事をしていました。蒸気機関車を「海風」シリーズとして始めたのは、私にとって以前から創りたいと思っていた当然のテーマのような気がします。

画 太田忠