猫草

雑草生い茂る山中で陳腐ですが、最近家猫、玉三郎の為に猫草を育てています。横浜の玉の従妹たちは「バリバリ食べる」と里親のHさんはおっしゃっていました。

果たして我が家の猫たちは…、

 

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よく食べます。外に出ている女子も気に入ったようです。栽培している猫草=燕麦なのですが、その辺の雑草とは違うのでしょうか?おなかの調子がよくなったのか、痩せてた乙女がふっくらしてきました。

 

お祝い

大学時代の友達、Kちゃんが結婚しました。クラスの友人達でお祝いをしようと、希望を聞いたところ、「大島窯の花入れ」とご指名いただきました。「大島窯の花入れ」と言えば「作家Aの練り込み花入れ」です。お花の教室で出会った二人。「剣山が2個半」入る大きさで、「何かが生えてきそうな荒野」のイメージ、そして「サプライズでOK」という言葉をもらって生まれた作品がこちらです。記念の作品に関われて嬉しいです。お幸せに!

 

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練り込み長方花入れ

 

 

鶴姫

白いつばきが咲きました。島の方からいただいて、植えたのは十年前。名前を「鶴姫」と聞きました。大柄で可憐な椿、うつむきかげんが、大三島のつる姫伝説を彷彿とさせています。

 

 

玉の脱走

 

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今日は「たまちゃーん!!」と外からの作家Aの悲鳴で飛び起きました。外出禁止になってまる二年を迎えるたま。外に出てしまったようです。大急ぎで声のする方に向かうと「たすけて・・・」とうめきながら足を下に万歳ポーズで山の斜面をずり落ちてくる作家A。道なき道、枯葉に足をとられ、茂り始めた野ばらにひっかかりながら上がると、久しぶりの外が怖いのか、人間二人のただならぬ様子が怖いのか、玉は木の根元で固まっていました。猫撫で声で近づき玉を捕獲。ブルブル震えている玉を、作家Aが持ってきてくれたケージに押し込め、再び枯葉といばらに往生しながら家に到着、1時間足らずの玉の逃走劇でした。

脱走の原因はこれ↓です。

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一面に咲き始めたつる桔梗を撮影したままドアを閉め忘れたのでした。

玉にすれば、ふらっと出てみたら大事になっていたというところでしょう。

幸いにもウルシもマムシもハチも…etc、生き物が活動前のこの時期、人間も擦り傷程度ですんでよかったです。

 

 

 

 

黄色の花

 

のぼり窯の準備が遅れがちなのに、ゆっくり散歩をしています。例年は忙しくて見過ごしてしまう山茱萸が七、八分咲き、菜の花が歩道を飾っています。

我窯では、春の黄色は「幸福のハンカチ」の色ではなく、「おくれてるゾー」とのぼり窯の仕事開始を促す花々の色です。

 

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春の新作展③

 

新作展も後半に入りました。

今回の新作展では金彩の新しい文様を試しています。

 

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化粧金彩鳥文ぐい呑み

 

 

 

 

 

 

鳥文や

 

 

 

 

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化粧金彩花文ぐい呑み

 

 

 

 

 

花文の新しいバージョンです。

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「茜」 7.5㎝×7cm×高さ3.5㎝

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以前からご要望があった童傭のペーパーウェイトも登場です。

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練り込み足付タタラ鉢

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

釉薬の流れがダイナミックな練り込みのタタラ鉢はピンクの足もチャーミングです。

 

 

 

 

 

 

寒気も緩み春も近づいて参りました。お誘い合わせの上お出かけ下さいませ。