きたよー2021・夏

我窯も山中にありますが、父方のお墓は更に険しい東予の山の上にあります。先日作家A、B、ご無沙汰していたお墓参りに参上しました。山の縁にへばりついたような細道を、片側の崖の下に流れる川の轟音を聞きながらトコトコ登ったものの、あるはずの畑のあぜ道が見つからず「???」状態に。放置された畑がすっかり藪になって、50メートル先にある墓は見えども道が見つからず、後ろにいるはずの作家Aの姿がすっぽりかくれる萱の海に溺れそうになりながら墓にたどり着きました。

持参した鎌と鋏でお墓の掃除をして、再び遭難しそうになりながら藪に突入、帰路に出た頃には作家Aは斜めっていました。想像以上で余裕のないお墓参りとなりましたが、「来たよ。」と言える夏となりよかったです。次はもうちょっと準備をしていこうと思います。

「来年も来れたらいいね」