山茱萸ー2017

年ごとの東京展の折、新幹線に乗って訪ねてくれる中学時代からの友人、Hさんは「今年は腰痛でのぞけない。」と、会場に電話を入れてくれました。年齢を経て再会後、我々は球技でいえば直球型、と改めて気付いた大切な友です。展示から1か月経ったこの3月、腰痛回復の報を伝え聞き、ほっと安心した目に映る満開の山茱萸の黄色が、幸福のハンカチに見えました。