「三岸節子展」

 

先日作家A、Bはミウラート・ヴィレッジ(三浦美術館)で「三岸節子展」を拝見しました。展示されている大方の絵は、色彩された繊細な木彫で施された額が付けられ、個性的なマチエールを更に美しいものにしていました。三岸さんは、新制作協会に出品されていた時期も長かったので、作家Aは、かっての都美館で着物姿の三岸さんにあいさつする父と同伴したことがあります。父は33才の時に、第6回新制作展で岡田賞(三井コレクション買い上げ)を受賞していて、三岸さんの師が岡田三郎助であることを知り、ご縁を感じました。才能に恵まれた勇敢な女性画家の94年間の生涯に圧倒された刻でした。

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