蝋梅

満月ろうばいと練り込み一輪挿し

 

 

上空からろうばいの香りが漂ってきます。何時のまにか大木になって早春の空気をふくらませています。

満月ろうばいはと、目をやると寒気の中、黄色の花々が鮮やかです。香りは強く、新年の新しいチャレンジを促しているようです。

 

大木になったろうばい
大木になったろうばい

 

明けましておめでとうございます。

作家Aは2年前から骨密度を検査し始め、昨年の暮れ、測定結果が55才相当と伝られました。昭和14年5月生まれ。体力の衰えを認めておりまして此の度の登り窯で最後かと覚悟も有りのところへ、この結果で嬉しい驚きでした。

ついでながらその日、くじ運のない私が商店街のくじに当たり黒煮豆をゲットというハプニングが起き、明るい申年を迎えました。

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次郎丸猿

来年の干支「猿」は可愛いと求めて下さる方もあって、ほっとしています。

あるお客様からは「ラグビーの五郎丸に似ているのもあるね」と言われました。「面白い」と私はうっかり、知人に❝次郎丸❞と伝えてしまいました。知人からは「弟分の次郎丸猿ね。」とさわやかな便りが返ってきて、作者の作家Bもニンマリしています。

(ついでながら、今年は干支をニューヨークへ送って下さるお客様があり、次郎丸猿海外デビューで、作家B再度ニンマリです。)

今年の厄が去って幸せな申年になりますよう干支に因んで願っています。

 

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練込み拍子木香合

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作家Aの練込み仕事を力づけ使用して下さる方々があります。感謝です。お茶人のkさんは以前にも茶席の道具に使って下さった方です。此の度、ご注文下さった拍子木香合は十二月、石手寺の茶会で使用下さるとのこと、お役に立てたらと願っています。

 

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秋の味覚①

山芋のむかごは初秋の頃、真珠を並べたような連の可愛らしさに唯々みとれたものです。今は晩秋、山芋を連想できるほどにゴッツリして、むかごご飯など香り豊かな秋の味覚の方が先立つ頃です。