亀の散歩

仕事場へ行く途中で道を散歩している亀に出会いました。

池にかかった杉の木の上では亀が二匹並んで日向ぼっこしています。

きっとお父さん亀が帰ってくるのを待っているのでしょう。

亀は三匹でしょうか。四匹でしょうか。

楽しい家族のようです。

「ちいさい秋のおたより展」を終えて

大島窯の店での企画展は、これまで窯元から遠距離と云う理由で店のスタッフにお任せしてきました。此の度、島から今治経由で松山への直通バスを利用して作家A、Bはお客様にお会いすることが出来ました。美しいものが好きで店の休業の日もショーウィンドウを覗いてくれていると云うOさん、「来てよかった。」とお便りをいただいたWさん、今治能のO先生からは光栄なご依頼をいただきました。二度も来店し、じっくり鑑賞下さったМさん等々。これからは可能な限り、皆様に直接お会いしたいと再認識しました。

「ちいさい秋のおたより展」

続・私の歯医者さん 中村稔先生

金木犀の香りが漂う秋が足早にやってきました。

此度、歯を傷つけないのがポリシーといわれる中村先生の歯科医院に行ってきました。普通はブリッジを勧められるという治療の為です。が、歯に食べ物が詰まらなくて便利という切実な意向を受けていただくことができて、歯石を取ることで終了しました。自分の年齢を思うとブリッジの為に削り取られる他の歯の一部分も愛おしく、思わず「先生は名医ですね。」とお伝えてしまいました。

松本さんの花

(左)練り込み花入れとオリーブ、(右)練り込み焼しめ掛花入れと山芋のむかご

昭和50年に開店した当店、後半の17年間、共に盛り立てて下さったお花の先生であるスタッフの松本さん。作家Aは、そのお花が楽しみで、つい花入れを創ります。作家Bは、花と花入れのバランスを楽しみにしています。

(右)練り込み一輪挿しとブッドレア

私の歯医者さん

待合室でやなせたかしさんの歯科詩集を読みながら抜歯の時を待ちました。生前の山内達雄が名医と信頼した遠縁のN先生、長いお付き合いです。「膿が出ているから歯は抜けんなぁ。無理するとお岩さんになる。」、「抜いて下さい。お岩さんでも化けて出ませんから。」と押し問答。N先生、「悩んでるたーる人。」と言いつつ、抜歯終了です。

ハーバリーから初秋の海

登り窯からうまれた子供達

登り窯焼成を続けてきたからこそ創ることができた子供達の像です。一端を小冊子にまとめることで終了したつもりでいました。最近、以前求めていただいた方々から再び依頼されることが続きました。「癒される」という言葉をかけていただき、少しでもお役に立っていることを新鮮な感動で受け止めています。

 

 

 

出会い

夏草生い茂る我窯にTさんが訪ねてくれました。今治の某ボランティア団体に属していた頃知り合った若い女性です。今は実力ある医師として活躍中の彼女。私の東京での個展の時も、朝倉窯時代の窯元にも訪ねてくれたものです。久しぶりの出会い、お互い言葉は少ないのですが、前向きにがんばろうと云う気持ちの伝わる一刻をすごしました。

野生の自然薯の花

早くも夕暮、蜩のカナカナと鳴く音を聞くと、

空の色が濃くなったと感じます。

30℃を超える暑さは続くのでしょうが、

晩夏へ季節が変わり始めました。

蝉の抜け殻(上の写真の中にもいます。)

 

ももー2017

長年お付き合いいただいているYさんから、沢山の桃が届きました。立派な桃なのでそれなりの器が必要です。これからは大きさにこだわらず、のびのび物がおさまる大きな器を作りたいなと思わせる、それは見事な桃です。

 

むくげー2017

このところ仕事に追われ労働ばかりの日々が続きました。

作家A、B少し体を休めなければと思います。

岡倉天心の「美術は自分のものを表現できなければ芸術ではない」

の言葉がはるかにかすんでいる此の頃です。

白いむくげに癒されます。