酉①

 

まだ夏の暑さが残る頃ですが、干支の制作を始めました。

来年はトリです。造り始めなので頭で考えながら造っています。

年末になる頃には、よくも悪くも手が勝手に動きます。

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スズメバチ

蜂は益虫なのですが、巣造り時の蜂達はなかなか手強いものです。8月中旬、展示室を訪ねたお客さんから、壁に蜂が出入りしていると忠告を受けました。その指摘でやっと気づいたほどの功名な場所、壁の中にスズメバチが、着々と働いていました。市役所の生活環境課に駆除方法を尋ねたり、苦慮の末に、壁の裏側にドリルで穴を開け、駆虫剤を噴射、やっと蜂達に引き上げてもらいました。残暑のおまけのような出来事ですが、まだまだ暑い日が続いています。

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乙女のしっぽ

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玉三郎が家猫になる以前、作家Bの猫問題といえば「乙女のしっぽ」でした。

いち子(母)ゆずりの鍵しっぽです。同じに見えてくねり方が違うのか、いち子は問題ないこの鍵しっぽ、乙女にとってはトラブルの元です。

 

 

 

 

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家の中でも(バッグのひもとか)、外でも(つたとか)引っかかり、普段の明るい乙女とは思えない剣幕で怒ります。

 

 

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心配なので、ここは❝元凶❞をちょん切っては…、と動物病院に相談したところ、「全身麻酔の手術になりますよ。」と安易ではない旨、諭されました。

 

 

 

 

 

乙女も知恵と経験を身につけたのか、最近は引っかかってない!と安心していたら、先日、コードに絡まっていました…。悩ましいしっぽです。

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ネットショップ入荷情報

暑い夏も終わりに近づき、夜は虫の音が賑やかに聞こえるようになりました。

スープ碗にもよいマグカップから桃型の豆皿などネットショップに新作を入荷しました。どうぞご覧下さい。

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(右上)化粧金彩松文碗、(左上)化粧金彩小花文マグカップ、(右下)印花花文マグカップ、(左下)焼き締め桃皿(小)

「三岸節子展」

 

先日作家A、Bはミウラート・ヴィレッジ(三浦美術館)で「三岸節子展」を拝見しました。展示されている大方の絵は、色彩された繊細な木彫で施された額が付けられ、個性的なマチエールを更に美しいものにしていました。三岸さんは、新制作協会に出品されていた時期も長かったので、作家Aは、かっての都美館で着物姿の三岸さんにあいさつする父と同伴したことがあります。父は33才の時に、第6回新制作展で岡田賞(三井コレクション買い上げ)を受賞していて、三岸さんの師が岡田三郎助であることを知り、ご縁を感じました。才能に恵まれた勇敢な女性画家の94年間の生涯に圧倒された刻でした。

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酔芙蓉

台風の風が残っているようで、今日はお昼になっても25℃。さわやかです。昨日までの西日本は、一か月以上も雨がなく、34℃の日照りが続いていました。花の気配など気に出来ない程、暑さに耐える日々でした。それでも、初秋の花、酔芙蓉を見つけました。優雅に咲いています。

 

 

 

ハーバリー

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今治港の❝大きなふね❞の建物、「みなと交流センター」が7月末にオープンしました。愛称は「ハーバリー」だそうです。(港の「ハーバー」と今治の「バリ」)

カフェや地元ラヂオ局など色々な施設が入っているようです。4階のビアレストランからは対岸の大島、市街の今治城をみることができます。

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4階レストランからみた(右)市街側、(左)海側

港に来ると、今はない大島行きのフェリーを思い出します。大きな船で、1時間に2本、¥280(人)の便利な船でもありました。ゆったりした座席で、海を眺めながら行き来する25分は島ならではの贅沢でした。今はすっかりバス通いですが、「ハーバリー」も少しずつ思い出の場所になってゆくのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

夏休み

「弓削島」と言ったら「弓削商船」。という位の知識しかなく、同じ島暮らしでもご縁のない所と思っていました。が、この夏、ムサ美の先輩達の旅行にご一緒して思いがけず弓削に行くことができました。かの弓削商船(国立弓削商船高等専門学校)裏には、きれいな海水浴場が広がり、まだまだ夏を楽しむ人達で賑わっていました。初めての弓削は、さわやかさとひなびた佇まいの愛らしい島で、気心の知れた人達と過ごせて、ちょっとした夏休みになりました。

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木漏れ陽の譜

 

島の山での生活は、覚悟していたとはいえ、思いがけない困難に出会うことがあります。そんな日々を、ご厚意で見守って下さるご夫妻から、レリーフのご依頼がありました。

心を込めて贈られる応援先は、「東広島市八本松みづき認定こども園馬越学園」です。

光栄です。

 

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レリーフ「木漏れ陽の譜」

 

 

 

 

寅文様花入れ

「トラです。トラを!」と、ご注文を受けた寅文様花入れ。干支にちなんで寅香合は創っていたのでなじみがあるのですが、花入れということで少々躊躇しました。寅年生まれの阪神ファンの方に送るプレゼント、役割を果たせたでしょうか?

 

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寅文様花入れ