「夏桜展 2016」ーspace sacra-

今年6月にオープンしたばかりの「space sacra (スペースサクラ)」。

現在、今治の作家33名によるグループ展「夏桜展」を開催中です。

先月のギャラリーCHUCHUでの作陶展の際に声をかけていただき作家Bも絵を出品中です。

ほどよい広さの会場は、絵画だけでなく立体にもよさそうです。

 

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奥にはくつろげる談話スペースがあります。

ギャラリーとしてだけではなく、イヴェントなど多目的に使えるそうです。

東京芸大の油科を修了したオーナーの羽藤さんは、絵画教室もされています。

今治の新しいアートシーン、「space sacra」。

この機会にぜひお立ち寄り下さい。

 

「夏桜展 2016」

8月13日(土)~8月21日(日)

11:00~18:00

会期中無休

space sacra

〒794-0007 愛媛県今治市近見町3丁目4-43

℡0898-23-4310 fax0898-22-0557

✉sacracredo@diary.ocn.ne.jp

ホームページ  https://www.facebook.com/spacesacra/

 

 

 

象のおばさん

 

愛犬芙音が、15才で亡くなった時、しばらくは「ペットロス」でした。その状態を克服する為、作家Bが象を創ってみたらと助言してくれました。其の後、芙音の思い出を秘めた象達は、十頭余り各家庭へ旅立ちました。或るお宅では、二頭居て、作家Aは象のおばさんと呼ばれていると聞き、私もその呼び名が何故か気に入っています。

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響き

素描

 

かって、作家Aの故郷、広島県三次市の実家玄関には、荻太郎氏の女性像が飾ってありました。作者の荻氏は新制作協会会員同志の父と、とても懇意でした。当時、先生は東京芸大受験の素描指導で神様と評判の方でした。我が家に滞在されていた時、私は芸大受験をすすめられました。県立三次高校三年生の田舎者は、フワーとしたまま、その言葉に従ったものです。現在は、私の手元にある荻先生の女性像をみると、あの頃がよみがえります。

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荻太郎画「女性像」

ふくろう

数年前、知人のk・Оさんから「ふくろうを創って下さい。」との依頼を受けたことがあります。「袋ですか?」と問い直す位、縁遠く感じたふくろうですが、実はご縁がありました。父が属していた新制作協会の友人であった山本常一さんが、ふくろうがテーマの彫刻家でした。実際にふくろうを飼っておられて、その様子を父から聞いたり写真を見たこともあったのでした。k・Оさんからの依頼を受けた当時、山本常一さんのふくろうは全く記憶に残っていなくて、私なりのふくろうが出来上がったのでした。改めて、今、何時か機会があれば練りこみ手にこだわらないふくろうを創ってみたいと思っています。

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ネットショップ入荷情報

もう夏の暑さは堪能できた気がするのですが、まだ8月は始まったばかりで先が思いやられます。さてネットショップに印花文の急須など入荷しました。5月の登り窯で焼成した乳濁釉のマグカップは優しい水色に仕上がり今の季節によいかと思います。また実店舗「大島窯の店」のセールにあわせて、ネットショップでもセールを始めました。ご覧いただければ幸いです。

ネットショップ「ohshimagama」

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(右上)練り込み碗、(左上)印花文急須、 (右下)乳濁釉カップ、(左下)化粧盤皿

 

summer cats

 

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今年は梅雨明けとともに猛暑に突入したようです。

ほとんどエアコンをつけない我が家ではあちらこちらで猫が転がっています。

祖先は砂漠にいたという猫たち。暑さに強い秘訣はしっかり食べて、ひたすら眠るということでしょうか。

 

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合歓の木

再興第100回の院展が松山の県立美術館で催され、作家Bの恩師からご招待を受けていた二人は松山での雑用を終え、美術館へ向かいました。先生の絵は院展の中でも印象的なもので感銘を受けました。今治へ帰るバスの窓から今が盛りの可愛らしい合歓の花々が日本画的に見えました。公募展を見ると何時も興奮気味です。

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合歓の木・走行中のバスの中から

 

セール、始まります。

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作家A、B、本日、店のセールの設置をして参りました。

中央台にてんこ盛りのセールの品々、通常の3割~7割引きの価格に設定しています。

期間中は随時、商品を追加します。まだ店頭に出していなかったものや、訳あり商品などなど。暑い日が続きますが、どうぞこの機会にお立ち寄り下さい。

 

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summer sale

大島窯の店

~8月16日(火)

水曜定休

 

ギャラリーCHUCHUでの展示を終えて

CHUCHUでの展示を終えて、改めて若き日を懸命に生きた今治の日々を懐かしんでいるところです。今治能の大亀さんは何度ものぞいて下さいました。今治の方達から受けた感性を大切にしたいと思っています。豊かな作品が創れたらと思います。

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左から大亀さんご夫妻、作家A、オーナーの小野さん