先日の登り窯の窯焚きでのこと、作家Bは火に近づき過ぎていたらしく顔が真っ赤になりました。昔、手伝いにきてくれたk君が、炎に魅せられ焚口近くに座り続けて顔を赤くしていたことを思い出しました。窯焚き終了後しばらくで、作家Bは鼻の皮がむけました。夏を前に日焼けです。
登り窯の窯焚き
今年の三日間の窯焚きが無事終了しました。この間、一番心配なのが天候です。登り窯なので、雨の日は幸運で、やっかいなのが風の強い日です。此の度は無風で嬉しいことでした。
窯詰め
登り窯の窯詰めも終盤です。
登り窯は坂を行ったり来たりするので足にきます。
ジンジャーの花が咲き始めて
沖縄の梅雨入りを聞きながら、本庄山に続く雨音に早く晴天をと願っているところです。
登り窯の窯詰めは最後の素焼きを待ちかねています。
未来へのメッセージ
このところイチローのことも気懸りですが、5月5日深夜、映画好きの作家A、Bは映画監督大林宣彦氏の「最後の講義」のテレビ放映をみました。ゆるキャラにならない努力をおしまず今を生きたいと思います。
八十八夜
今日は八十八夜だそうです。八十八夜と聞くと「夏も近づく~」という歌を思い出します。登り窯の準備で、作家AとBが作っては窯に入れ作っては入れを繰り返す中、猫たちはせっせと眠っています。
作家Bは今日から河野美術館で開催の「今美」こと「今治美術家作品展」に100号の日本画を出品しました。お近くにお越しの際はどうぞお立ち寄り下さい。
「第13回 今治美術家作品展」
5月2日(水)~5月20日(日)
am9:00~pm5:00(最終日はpm4:00まで)
休館日5月7日(月)・5月14日(月)
今治市河野美術館(2階展示室)
「井筒」ー今治能
『第12回 今治能』を拝見しました。浅学な者ですから鍛錬を重ねられた表現の冴えに緊張しながら拝見しました。「井筒」と云う能舞の記念品に私の拙い花入れをご指名いただき、力不足と思いつつ光栄でした。
ある日
今年の登り窯の窯焚きは準備が後手後手にまわり仕事が山積みのまま、残り数週間の重い日々。あれこれ考えて寝付けない夜、久しぶりに井上靖の「わが文学の軌跡」を読みました。気持ちが落ち着いたのはありがたいです。
なんじゃもんじゃ
店の前のなんじゃもんじゃの花が満開です。
ロープウェイ通りを彩る白い花々に観光を楽しむ人びとも足を止めています。
愉快な名前の響きに対して一重の清楚な可愛らしい花です。
「たぬき君」
我が家よりもずうと前から住んでいたと思われる先住者の狸。時折、考え事をしている風情で歩いているのを見かけることがあります。人の気配を感じると逃げて行く彼らですが、適度な距離から、こちらを観察しているのはたしかです。