STAGE銀座③

 

私、作家Bが金彩の制作を始めてから1年近く経ちます。

今回の展示にも金彩の作品を中心に出品しました。

技術が変わると表現も変わるので、新しい文様を試しています。

 

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金彩耳付ぐいのみシリーズと金彩小花文急須、印花文急須

 

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金彩小花文湯呑と金彩花文皿

 

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左から金彩花文コーヒー碗、波文龍コーヒー碗

 

 

 

よくお客様に「何の花ですか?」と聞かれるのですが、具体的なモチーフがあるわけではありません。

これは金彩に限ったことではありません。色の塊や線の流れ、バランスで決まります。結果として「菊の(ような)模様」、「梅の(ような)模様」が生まれています。

失敗を重ねながら続けていると、材質と図がその模様の意図するところに導いてくれるようなところがあります。大げさなことではありませんが、何か新しいものにつながらないかと試みています。

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