大島窯は三月初め催す展示の仕度をしながら、登り窯の準備に取り掛かっているところです。作家Bが掃除中の登り窯の奥から拾い出してくれた花入れです。
月別: 2019年1月
舟守
中国山地の盆地育ちの作家Aは、十数年の東京生活を除いては海辺の愛媛県に暮らし
ています。広島県三次市、川に囲まれた霧の海の山里は忘れがたい記憶です。
三次本通りギャラリーのDM
感無量
以前、遠路、我窯まで訪ねて下さった大学名誉教授で文学博士のHさんからのお便り。広島県立美術館50周年記念セレクション展で5000点の所蔵作品の中から秀作として父の作品も選ばれ拝見しましたとありました。彼女は広島県立美術館の学芸員在職中、収集の苦労を重ねた人です。50周年の歩みは感無量と。作家Aの芸大時代の後輩で浅からぬご縁のHさんの気持ちは卒直に伝わってきました。過って新制作展で開催された死後数年後の亡父の遺作展では、質の高かい作品集めが、一人の作家の人生を表現してあまりあるもので、今もその会場が思いだされます。歴史のふるいに掛けられ遺されていく作品の一つに亡き父の作品があることは嬉しくおもいます。
猫やイノシシなど
今年も1週間が過ぎ日常が戻ってきました。
寒さも増す頃ですが、今日は風もなく動きやすい一日でした。
作家A、Bが仕事する傍ら、ふとこのようないちこの姿が目に入り気が抜けます。
さて、今年の干支置物、イノシシは、ご好評につき店頭で数個残るだけになっています。
現在、作家Bが追加制作中です。1月中に納品予定ですが、ご希望の方は一言ご予約のお声がけいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
明けましておめでとうございます。
大島は穏やかな元旦を迎えています。今年もよろしくお願いいたします。