STAGE銀座①

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「STAGE銀座」は銀座8丁目の首都高下にあるショッピングセンター、「ギンザナイン1号館」の小さなギャラリーです。会場からは柳の涼やかな姿が見え、周囲の喧噪を忘れるような明るい爽やかな画廊です。s-DSCN5988

8月の最後の週、暑さを覚悟して上京しましたが、思いの他涼しく拍子抜けするようでした。銀座は夏休みを惜しむような家族連れで賑わっていました。一番暑い盛りに夢中で仕事をしていた作家AとBは我に返るようでした。

 

 

 

 

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さて、会場のディスプレイが落ち着いた頃にぽつぽつと生け始めた花々。作家なりに花器が活きるよう心を配ります。

 

 

 

 

その中の一つ、このコーナーの白い可愛い花、来場の方々にも好評で「なんて言う花?」と聞かれるのですが、名前を失念しました。

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どなたかこの花の名前をご存知ですか?

 

 

 

 

展示会前

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化粧金彩波文小鉢

 

 

最後の金彩を窯で焼成中、外は大雨、遠くで雷がピカピカしていました。雷で、電話、テレビにモデムと電気類の被害が度々なので、「この期に及んで窯に落ちませんように。」と心穏やかでない数時間を過ごしました。杞憂の後、無事に最後の荷を発送しました。仕事をしている間にもう「秋」の文字も見かける時分になりました。夏の終わりに東京で懐かしい人達に会えるのが楽しみです。

 

 

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新作「練り込み手雛の箱」シリーズから

 

立秋もなんのその

夜になってもなかなか30度から下がりません。

毎日「暑い」としかしゃっべていないような気がします。

東京、STAGE銀座での展示も迫ってきました。

作家A、B共々汗を噴き拭き準備に追われています。

やはり涼しい方が作業ははかどりますね。涼風が待ち遠しいです。

 

 

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化粧掻落花火文ビアカップと団扇豆皿

 

近頃の玉

「玉ちゃん鳴かなくなったね。」と作家Aと顔を見合わす今日この頃。

静かなので心配になり捜すこともしばしば。大抵は部屋のどこかで寝入っています。外に出せない不憫さでせめてもの憂さ晴らしと、撫でまわしたりごはんをだし続けるうちに見事なぽっちゃり体型に。。

 

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 元々俊敏なタイプでもない玉ですが、子供の頃からヘアゴムは大好きです。ヘアゴムをみると、サッカーボールよろしく弾いて一人遊びをしています。困るのは棚にしまってるのを嗅ぎ付け、強引に引き出しをあけて持ち去ることです。気がついたら私のヘアゴムは猫の餌皿や部屋の隅の埃の中に埋もれています。

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とはいえ玉の一番の慰めはいちこと乙女の存在でしょう。

変わることなく三匹団子で寝ています。

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三次へ②

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             「三次本通りギャラリー まるて」は

                                 本通り角にある古い薬屋さんをギャラ

                                 リ-にしたものです。オーナーの小田

                                 さんご夫妻とは、作家Aが1999年

                                 三次のベッケンビール会館で個展をし

s-DSCN5528 (2)                                 た時からのお付き合いです。その後、  

           2009年、オープン間もないギャラ

            リーで作家Aの個展を催させていただ

            きました。昔の商家の造りは独特で、

            数多い個展をこなしてきた作家Aの会

                                 場の中でもちょっと変わった雰囲気に

            なったと思います。 スタッフとして

                                 同行した私には、いつも手を大きく振

                                 って見送りして下さるオーナー夫人の

                                 貴美子さんの姿が巴橋と一緒に三次の

                                 風景となっています。

 

 

 

「三次本通りギャラリー まるて」

〒728-0021 三次市三次町1495-1

℡0824-63-9349

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三次へ①

数年ぶりに作家A共々祖父母の墓参りに広島県三次市に行って参りました。

今年は三次を経由する尾道~松江の「山なみ街道」が開通しましたが、今まで通りのバスルートで行きました。

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大島からしまなみ海道を渡り、

 

 

 

広島バスセンターで乗り換えです。 

慌ただしい日帰り旅行ですが、せっかくの広島、バスセンター界隈でしばしおのぼりさんとなり喧噪を楽しんでから三次に向かいます。

 

 

往復で八時間近くかかる道。同じ山道でも大島や松山ではくるくる回る道ですが、山陽道の高速道路は延々とまっすぐです。

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馬洗川、

 

 

 

 

 

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太田川、

 

 

「七つの川」と言われるように大きな川が多いです。(馬洗川は「七つ」に含まれないそうです。)三次市も町村合併以後変わっているようですが、巴橋の先の祖父母のいた町はほっこり懐かしい様相で佇んでいました。

 

 

残念ながら合歓の木をはじめ、夾竹桃、百日紅、槿と道中の花々を高速バスから撮ることができませんでした。ようやく「ひろしま美術館」の庭先で白の夾竹桃を捉えた次第です。夾竹桃は広島の夏を象徴する記憶の花ですね。

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くちなし

 

 

 

くちなしの花の季節になりました。

我が家のくちなしは作家Bが大学院生だった頃、所沢の駅前の露店の花屋さんで買ったものです。20㎝位の鉢植えを夏休みの帰郷がてら大島に移しました。土が合ったのか随分と大きくなり、この時期、次々と花が咲き、甘い香りと共に楽しませてくれます。

数年前までは七夕の頃、窯出し展を催していました。猛暑と激しい気候不順の為、時期を現在の五月に変更しましたが、くちなしの花はかっての初夏の窯出し展を彩る花でした。

 

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ギャラリータナカでの展示を終えて

今回、大街道のギャラリータナカとロープウェイ通りの大島窯の店を行き来すると、通りの雰囲気の違いを感じます。大街道は以前程ではないですがやはり繁華街、ロープウェイ通りは観光者が多いです。父がロープウェイ通りに店を決めたのは骨董通りのような古い専門店が多い通りだったからと聞いています。今は随分変わりましたが、老舗と新しい飲食店や土産店が混在する元気な通りになっています。

 

 

 

展示会場から

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初日に店の松本さんが花を飾りに駆けつけて下さいました。

花が入ると会場の空間が広がるように感じられます。

 

 

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(右) 練りこみ四方花入れとブラックベリー、

  (左)練り込み梟香合

 

 

 

 

 

 

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                                         練り込み花入れとインドユリ

 

 

 

 

 

 

 今回は小さな会場なので小ぶりなものを多くもってきました。

 

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初日から人気の12cmの練り込み豆皿(¥4000ー)

 

 

 

 

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木箱付き練り込みぐい呑み(¥6000~)

 

 

 

 

独酌杯は冷酒以外にもワイン、小さなビアカップ、アイスティーなど 自由に使える

サイズです。

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化粧金彩波文独酌杯(\5000-)

 

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印花文金彩独酌杯(\5000-)

 

 

 

 

 

展示前

 

我が家のタイサンボがようやく咲きました。

木がとても大きいので開花に気が付かず、足元に落ちた花で存在に気が付く年が多いです。人より鳥が楽しむ高さです。今年は私も咲いている姿を仰ぎ見ることができました。

明日はギャラリータナカでの荷物を運送屋さんが取りに来ます。今日は一日梱包です。まだ一窯残っています。窯出し展がずいぶん前の出来事に思えます。

 

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