いちこの家出

正月からいちこが帰らない日が続きました。ご飯を食べに1度帰っても、心ここにあらずという様子ですぐに飛び出していきました。以前も同じようなことがあり、その時は1か月足らずと長い不在でした。山になにがあるのでしょう。日常を忘れるものがあるのでしょうか。昨晩10日ぶりにやっと帰宅。今回の❝出奔熱❞も治まったようです。

 

水仙のかおり

庭先に咲く水仙のかおりを感じたいと近寄りますが、かおりません。今年に入って珍しく細菌性の風邪をひき、鼻が立ち直れずにいるせいのようです。さわやかな水仙のかおりを味わう元気を取り戻せねばと思うこの頃です。

下見

昨年秋にオープンした因島の「gallery 政吉」。企画で今年の夏に大島窯作陶展を催すことになりました。昨日会場の下見に行って参りました。改装中の1階はじめ、新しい空間であれやこれや想像するのは楽しいものです。たぶん搬入して実際にものを置くと、想定が覆されて右往左往することでしょうがそれも楽しいものです。

 

 

明けましておめでとうございます。

いつも山の上で世情に疎い生活をしていますが、1月2日は父のいとこのおじやおばを迎えるのが我が家のお正月です。いとこといってもおじ達の両親は、祖父の姉と祖母の兄なので兄弟のような親族です。今年は島内のおじの家で楽しいひとときを過ごしました。道中、海に沈むきれいな夕陽をみました。今年も始まります。

 

満月蠟梅

今年も残り少なくなりました。

作家B、不覚にも扁桃炎をこじらせて肝心な時に仕事が進まず、師走の忙しさに拍車をかけてしまいました。気が付けば満月蠟梅がこぼれんばかりにつぼみをつけています。

来年はどのような年になるのでしょうか。

展示会場から

本日から窯元展示室にて「拝啓・師走に展示室を開けます・展」が始まります。

展示会前はいつもバタバタとしていますが、会場も師走感がでてきました。

 

新旧の干支もならび、楽しい集いになっています。

山深い山中の窯元ですが、この機会にどうぞお立ち寄りくださいませ。

 

「郷土ゆかりの作家たち展」(今治城・御金櫓)

藤堂高虎が築いた今治城。現在、お城の御金櫓で「郷土ゆかりの作家たち展」を開催中です。学芸員のHさんから作家Aと先代、山内達雄の作品も出品中と連絡をいただき見に行って参りました。遠くはないのに意外と行っていないお城。作家Bは小学校の写生大会以来です。再建が進み当時はなかった櫓や鉄御門が新鮮です。

御金櫓の所蔵品展には今治ゆかりの16名の作家の絵や彫刻作品が並んでいます。作家Aのその後のレリーフの原型を思わせる立体作品と山内達雄の作品は登り窯らしい壺です。両親の作品が隣同士で飾られているのを見て、父の生前、二人が並んで歩いている姿を思い出しました。

展示のこと

三十数年、毎年東京で展示を続けてきました。今年はできなかったので「今頃東京ですね、本年は?」と声をかけて下さる方もあります。インターネットを使えない人からは「調べてもらったら来年二月に催すのね。」とお便りをいただき、気にかけて下さって、嬉しく胸をあつくしています。向上心を持ってがんばらねばと、作家A、B心にしています。

s-dscn0864
練り込み花喰い鳥香合

 

寝子

寒くなってきて猫たちも頻繁に団子になっています。

 

s-dscn2824-4_li

 

 

 

 

 

 

 

 

猫の眠る様子はなんとも癒されるものですが、我が家の猫で眠り姿が一番可愛らしいのは意外にも玉三郎です。大きな体を丸めてクークーいびきをかきながら乙女チックに眠ります。

 

 

 

s-dscn0393-3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、女子はと言えば、

あけっぴろげです。

(←いちこ)

 

 

s-dscn9845

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

乙女に至っては、❛乙女❜のかけらもありません。吞んだくれか、行き倒れです。