Happy Birthday 

 

2010年3月24日、我が家の物置部屋でいちこが嬉々として出産しました。

ドタバタ喜劇のようでした。あれから5年。昨日はいちこの子供達の誕生日でした。

生まれた日時がはっきりしている猫を飼うのは初めてです。一時10匹の大所帯になったうちの猫達は里子や失踪を経て、現在3匹になりました。

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(右 いちこ、左上 乙女、左下 玉三郎)

 

 

 

 

子猫が可愛くて持ったばかりの携帯のカメラで写真を撮りまくっていました。

玉にもこんな時期がありました。

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(左から 玉三郎、横浜に里子にいったちゅらちゃんとにっきちゃん、乙女)

蕗の子

 

私の人形創りのはじまりは道祖神でした。

緊張感ある彫刻と異なり、自然への畏敬の念が雰囲気

として素朴に表現出来たら充分満足なのでした。

蕗の子はその気持ちの裡から生まれたものです。

 

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「蕗の子」

 

越前土

 

 

先頃 Hさんから「羊年の夢追い」のような作品を創ってほしいと依頼を受けました。

人形創りはしばらく遠のいていたので新鮮な気持ちでつくれるように思われました。材料土が残っているかとその点だけが気がかりでしたが。朝倉窯(1974年~1994年)から大島窯(1994年~)へ移窯した時期、のぼり窯の器物は越前土を使用することが多かったのです。材料土は幸いにも見つけることが出来、ざっくりして、ねばりのある越前土特有の感覚に懐かしさを覚えながら創っているところです。

 

 

 

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 「羊年の夢追い」

窯の修理

 

 

我窯は朝倉窯時代から登り窯を中心にガス窯と併用して焚いていました。山内達雄亡き後はガス窯はそのままに電気炉を併用しています。0.25立法メートルのもので、当初は何度か陶和の細川さんをわずらわせたものです。何時のまにか電気炉にも慣れ、イソタップなどで修繕しながら、いたわりながら使っています。

 

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薪の支度

 

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朝倉窯時代、登り窯は達雄と共に、展示会毎に年4回は焚いていました。大島への移転後、夫亡き後は、若い人達に助っ人してもらいながら年一度焚くのが、やっとになりました。

薪は県森林連大洲から一車(4t車)運んでもらっています。大洲からこの車が山道を苦も無く到着し、限られた駐車スペースに、まるでサーカスと思わせるほどの正確さで赤松が納まるのを見届けると、何時も固唾をのむ想いで運転手さんの職人芸に目を見張ります。

 

 

玉の声

s-DSCN3606「玉のような声」と言えばきれいな声の例えですが、玉三郎こと「玉」の声は美声とはいえません。或る日訪れた人に「変わった声の猫がいますね。」と言われました。確かに玉の声を聞くと、魚河岸や演歌歌手のこぶしを連想してしまいます。

しかも玉はよくしゃべる男なのです。ご飯がほしい時はベッドの下から「ハンガー、ンーガー、アガ、アガ、ガ」とボリュームも調節しながら実に辛抱強く鳴き続けます。他の猫が外から帰って来た時は「フンガーッ!ハガッ!ハガー!!」と叫びながら出迎えまとわりつきます。玉の声は猫からみてもうるさそうです。

 

 

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よくしゃべります。

 

 

 

 

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この口が。

 

 

 

 

 

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(全開)

 

 

 

 

 

 

菜の花

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うぐいすの声が聞こえ始めると我窯の入り口看板周辺に菜の花が咲きます。

 看板はご自身多忙な書道家の池田幸子さんの自筆のものです。

朽ちると又書き添えて下さるボランティアの心遣いはありがたいものです。

司馬遼太郎の菜の花忌にあやかるわけではありませんが、

咲き続ける菜の花を一膳如何でしょう。

 

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 「菜の花和え蛸飯」など

元気

大島本庄の農道を散歩中、木陰に佇む可憐に咲くつる桔梗に出会いました。持ち帰って枯れるかと心配しながら植えましたが、数年のうちに予想外の所にもはびこるようになりました。

くま笹は園芸好きの伯父の家にあったものをいただき、これも根付きを心配したものですが、今や地生の笹を凌駕する勢いで垣根のように広がっています。この人けのない山中ではつる桔梗はカーテンのような面で、くま笹は直線の羅列を組んで根付きを心配した人間のことはおかまいなしに元気を謳歌しています。

 

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玉三郎

訳あって外に出してもらえなくなった猫、玉三郎、五才、♂ 。(病ではありません。)

 

 

 

玉が室内猫にデビューしてからもうそろそろで一年が経ちます。

我が家の二階で生まれ、外でも遊び放題、自由な猫生活を満喫していた玉。そんな彼を家に閉じ込めるのは本人はじめ人間や同居猫を巻き込んで奮闘のしばらくでした。相談した人も数多く、その中の一人、私の友人、Oさん。Oさんは生粋のノラ猫君をマンション猫にした人です。Oさんによると「最初の三か月は大変だったが、今は他の猫の影を見ただけで震える。」ということでした。そんなに変貌するのかと驚きましたが、お陰様で玉もずいぶん家猫らしくなってきました。ある時など他の猫を外に出そうとすると、玉自ら座を外すという、気配りなんだか、諦念なんだか。飼い主としては、ほっとしながらちょっと切なくなる瞬間です。

 

 

 

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そんな玉の事情など露知らず、この季節、

かつてのライバル達がやってきます。

今日も庭の隅から茶虎の子が。

 

 

 

 

 

 

 

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早速玉、窓に張り付いて

「オウオウオウーッ!!」とドスの効いた

声で茶虎君を威嚇します。

さすが玉、室内猫になってもやる気満々。

玉の隣で野次馬となる私。

それにしては茶虎君、落ち着いている。

と、「オッ!オッ!オウーッ!」と喚く

玉の背中が小刻みに震えているのを発見

……がんばれ、玉!