早くも夕暮、蜩のカナカナと鳴く音を聞くと、

空の色が濃くなったと感じます。

30℃を超える暑さは続くのでしょうが、

晩夏へ季節が変わり始めました。

蝉の抜け殻(上の写真の中にもいます。)

 

むくげー2017

このところ仕事に追われ労働ばかりの日々が続きました。

作家A、B少し体を休めなければと思います。

岡倉天心の「美術は自分のものを表現できなければ芸術ではない」

の言葉がはるかにかすんでいる此の頃です。

白いむくげに癒されます。

 

びわ

 

島はびわが最盛期です。

何時も何かと気にかけて下さるOさんから段ボール一杯のびわが届きました。

ジューシーでほのかな甘みが自然のやさしさを感じさせてくれます。

嬉しくありがたい贈り物です。

えびね蘭ー2017

毎年のぼり窯の仕度に明け暮れている時、何気なく目にしてほっと我にかえらせてくれるえびね蘭。今年は気候変化のせいか、何時もの場所では咲いていません。そんな時、窯の戸口で、えびね蘭が咲いているのを見付けました。運んだのは小鳥でしょうか。

花冷え

四月になりました。島も今年は例年より肌寒く、しまいかけた冬の物をまた出したりしています。花冷えの中、ほろりほろりと咲き始めた雪柳。写真を撮っている私を気にも留めず、せっせと蜜を吸って回る小さな蜂の様子に春を感じました。

山茱萸ー2017

年ごとの東京展の折、新幹線に乗って訪ねてくれる中学時代からの友人、Hさんは「今年は腰痛でのぞけない。」と、会場に電話を入れてくれました。年齢を経て再会後、我々は球技でいえば直球型、と改めて気付いた大切な友です。展示から1か月経ったこの3月、腰痛回復の報を伝え聞き、ほっと安心した目に映る満開の山茱萸の黄色が、幸福のハンカチに見えました。

 全国センター試験のシーズンは毎年、雪の降る激しい冬の季節です。

それでも若い人達の熱気が寒気を吹き飛ばす時期でもあります。

我窯にも珍しく風花がちらほら舞い、庭の壺に氷を見つけました。

 

 

 

水仙のかおり

庭先に咲く水仙のかおりを感じたいと近寄りますが、かおりません。今年に入って珍しく細菌性の風邪をひき、鼻が立ち直れずにいるせいのようです。さわやかな水仙のかおりを味わう元気を取り戻せねばと思うこの頃です。