練込み拍子木香合

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作家Aの練込み仕事を力づけ使用して下さる方々があります。感謝です。お茶人のkさんは以前にも茶席の道具に使って下さった方です。此の度、ご注文下さった拍子木香合は十二月、石手寺の茶会で使用下さるとのこと、お役に立てたらと願っています。

 

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秋の味覚②

たわわになったみかんや柿の木を見かける頃になりました。

以前父と作家Aが島の陶芸教室をしていた頃の生徒さん、Оさんご夫妻からみかんや柿をたくさんいただきました。変わらぬお心遣いに感謝しながら、窓辺にせっせと柿をつるしました。

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秋の味覚①

山芋のむかごは初秋の頃、真珠を並べたような連の可愛らしさに唯々みとれたものです。今は晩秋、山芋を連想できるほどにゴッツリして、むかごご飯など香り豊かな秋の味覚の方が先立つ頃です。

 

 

 

 

夜のホトトギス

前回、作家Aが杜鵑草の話を書いたのでホトトギスつながりで。

皆が寝静まった夜、制作をしていると静かな山中で聞こえてくる音があります。船の汽笛の音や、麓の犬の鳴き声、狸のけんかしている声、サギの声、etc。そんな中、ホトトギスは闇に響き渡る澄んだ声で鳴きます。初夏のホトトギスは昼夜を問わず鳴くそうです。夜耳にするその声は、現実の可愛らしい姿とはかけ離れた幻想的な美しさです。

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ご依頼の鉢

作家Aの練り込み技法は直線の組み合わせです。

この夏、H様がご依頼されたのは、このホームページ、ギャラリー上掲載の作品、口径33.5㎝×高さ10㎝の練り込み鉢(1993年制作)です。

現在の仕事と比べると、1993年当時の直線の組み合わせは、大きくてラフでしたので仕上げの焼成に手間取りました。反省しつつなんとか仕上げたところで、お渡し出来、ほっとしています。

 

  s-DSCN7431H様ご依頼の練り込み鉢

 

 

山茶花

赤、桃色、白と山茶花が咲く頃、晩秋です。

白色の平たい花弁、一重の「雪山」は、朝倉窯時代の玄関先で、清々しい気持ちを与えてくれる花でした。当地に移して枯れてしまい、又新しい木を植えたのですが、どうやらこの白い山茶花は趣が変わっています。

 

 

 

ネコ年

猫好きが干支を作りながら思うことは、、

 

 

サルがいて、ヒツジがいて、

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ウマもトリもイヌもネズミもヘビ、

ウサギ、トラ、ウシ、イノシシと動物盛り沢山。

いないはずの龍まででてくるのに、

「猫がいない。」ということです。

2013/10/ 5 17:14

 

 

モデルが足元でゴロゴロ転がっているのに残念です、、、

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