迷子

作家B、トンボ返りで東京に行って参りました。今治⇔東京の高速バスの発着がこの春から、品川・浜松町から渋谷・二子玉川に変更されました。私が迷子になる街、渋谷。駅の出口で迷います…。

バスの発着場所、渋谷マークシティ。渋谷駅と連結されたこのビルの5階がバス停です。エレベーターで直行と思ったのに4階止まり。イースト楝とウェスト楝に分かれているのがわかったあたりから迷走が始まり、道玄坂側は4階なのに目の前が道路なのにびっくり。(渋谷は坂の街なのでこのような構造になるそうです。)フラフラしているところで、岡本太郎の「明日の神話」を発見。

方向音痴を自覚して出発の何時間も前に着いていたのでパニックにはなりませんでしたが、たっっぷり時間をかけて4階から5階へ上がりました。渋谷、、。

 

 

ゆりのむかご

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先日まで、ゆりのむかごは黒真珠の連のように、可憐な造形で、どんな花入れにも生けられました。一度ゆっくり撮りたいと思っていたのですが、梅雨の大雨で大半が地にこぼれてしまいました。あっという間のことで残念です。

 

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ろうばいの実

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展示会の10日間が過ぎると木々はその分成長していました。展示室前の満月蠟梅は、こんなに可愛らしい実をつけていました。

展示会中の後日談ですが、山中、看板をたどって窯元を捜してきたお客様の、「がんこなおじさんが焚いているのだろうと話しながらきたのですよ。」との話を耳にしました。私は「がんこなおばさんですよ。」と小声で言ってしまいました。登り窯の火は皆の協力で続いてきたのだと、恵まれていた環境に改めて感謝の気持ちを深くしました。

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窯出し展④

 

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四国も梅雨入りです。窯出し展も最終日となりました。窯出し展は登り窯の準備から展示開始までの数か月、精神的にも山籠もり状態なので、お客様と会話しながら世間を思い出すような心持になるものです。今回はアメリカや岡山など、偶然のお客様も多く楽しい出会いでした。

来月は昨年に続いてのギャラリ-CHUCHUでの展示会です。

 

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窯出し展③

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(上)左:「パンフルートが聴こえる」、右「ミューズ」 (下)今年の「パンフルートが聴こえる」

 

此の度の展示には、登り窯から生まれた子供達もいます。今まで通りの焼成位置での作品と低温で焼成した今年の新しい作風のものがあります。優しさや、くつろぎが伝わればいいのですが。

 

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窯出し展②

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年に1度の窯出し展。「楽しみにしていた。」のお客様の声がありがたいです。

人里離れた山中の会場は日常から離れたひとときのようです。一方作家二人は会場に並んだ自作を見ながら、反省したり次の課題を見つけたりしています。

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他の展示会ではないことですが、

窯出し展では所々に先代、山内達雄の作品が顔をのぞかせています。

 

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看板

Fさんに手伝ってもらって看板をつけてまわりました。

 山道の入口は二か所あります。

①南インターをおりて317号線(吉海支所、亀山バス停など)から農道に入る口

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②海沿いの通り(バラ公園、あいえす造船所など)から農道に入る口

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窯元前の山道への入り口

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無事のお着きをお待ちしています。

雪の下

窯出し展まで1週間。登り窯の後も案内状を出したり、電気窯用の物を制作したり、etc。まだまだ慌ただしい日が続きます。いつもは窯出し展期間中、真っ盛りを迎えるジャスミンの花は早々に終わろうとしています。今は木陰で雪の下の白い小さな花が咲き群れています。