作家Aは狭窄症と診断されて以来、毎日30分以上エアバイクをこぐことを日課にしてきました。二年位続けているでしょうか。今年の夏頃から違和感が消えました。最近では下半身の筋力がついたのでしょうか。三か月に一度診断を受ける先生に調子が良くなったと報告出来るのが嬉しい気持ちです。おかげで精出して仕事が出来るようになりました。
焼き締めの干支・ネットショップ入荷情報
大島窯の干支は白い化粧のものが中心です。が、茶色の焼き締めを好まれる方も少なくないので毎年ご用意しています。明るくて繊細な化粧に比べると、土味のする素朴で元気な雰囲気が焼き締めの魅力のように思います。ネットショップにも掲載しましたのでどうぞご覧ください。(焼き締めの数は少ないので、店頭に見当たらない場合はスタッフに一言お声掛け下さい。ご準備いたします。)
来年の展示
来年2月、STAGE銀座での展示が決まりました。
前回は夏でしたが、今度は真冬の展示会です。
皆様のお越しをお待ちしています。
「大島窯作陶展」
2017年2月5日(日)~11日(土)
STAGE銀座
東京都中央区銀座8-5銀座ナイン1号館
玉の道
だんだん秋らしくなって参りました。季節の変わり目は人も体調を崩しますが、この時期我が家の玉も落ち着きがありません。鼻をツヤツヤ光らせながら、普段はいかない作家Aの部屋に籠もってみたり、乙女に意地悪したり、ごみ袋の中で寝てみたりと挙動不審な子になっています。もともと遠征に出かけた先からのクレームで外出禁止になった子です。まだ6才。とぼけた表情の裏であり余るエネルギーを持て余しているのかもしれません。玉なりに家猫の幸せを見つけてほしいものです。
母校
愛媛県の人に三次とか三次県立高校の所在を尋ねても知る人はいないでしょう。作家Aは知人のいない場所、愛媛県で仕事を始めたので、山と川に囲まれた盆地のふるさとは記憶に残る写真のように遠くにありました。先日同窓会会報が届き、何時ものように中村憲吉や倉田百三など先輩方のことから始まるのかなと読んで驚きました。「リオデジャネイロオリンピック競泳女子200メートル平泳ぎ 金森理絵選手金メダル!」とありました。創立百二十周年の三次高校の後輩もがんばっています。おめでとう!
水のこと
大島に窯を築いた年は渇水期で、水にはとても苦労しました。井戸水は出ず、水道もなかったので、お医者である伯方島の知人が、お薬を運ぶ人に依頼して下さり、タンクで水を届けて下さいました。恩人です。その後も水には苦労して、トイレは三段層、生活用水は山道にポンプ小屋を建てて使用しています。水道屋さんのМさん、親切な人で、事あると、「水のことですから。」と、夜間でも調べて下さいます。ありがたいです。朝倉村時代もとても感じのよい水道やさんに出会い、今でも朝倉というと、まずその方のわけへだてない親切を思い出します。
「拝啓・師走に展示室を開けます・展」
急に肌寒くなってきました。雨が多くて爽やかな秋晴れが待ち遠しいです。
さて今年も「年末イヴェント」改め「拝啓・師走に展示室を開けます・展」を催します。
定番の干支の置物、練り込み干支香合等、干支中心の展示です。
まだ先のようなあっという間にくるような師走の窯元での催しです。
皆様、どうぞお立ち寄り下さいませ。
2016年12月20日(火)~25日(日)
am11:00~pm4:00
大島窯窯元展示室
東京
東京に行った時、作家Bは友人に会ったり、展示を見に行ったりと外に出っぱなしです。島にいる時とは対極の過ごし方をします。疲れるまで街をブラブラ歩くのも好きです。高層ビル群の中を漂っていると、たまに自然がポンと目に飛び込んできてはっとします。生き物としての部分が反応するのだと思います。
近道のない仕事
山内達雄が伝統的なやきものを生業としていたので、私は練り込み技法を自分なりの方法で試みてきました。仕上がりの困難な技法なので、まだまだ先がみえません。懲りずに試みを続けています。どの仕事も同じと思いますが近道のない仕事です。