作家Bが所沢から持ち帰った小さかったくちなしの株が大きくなって咲いています。
そんな昨今、何時も文通している山内達雄の横浜の従妹、Мさんからのお便りが届きました、「楽しんで」と。コロナ禍で冷えがちな世相に影響されそうな時、「楽しんで創って」は薬のように今、必要な言葉だと癒されます。
作家Bが所沢から持ち帰った小さかったくちなしの株が大きくなって咲いています。
そんな昨今、何時も文通している山内達雄の横浜の従妹、Мさんからのお便りが届きました、「楽しんで」と。コロナ禍で冷えがちな世相に影響されそうな時、「楽しんで創って」は薬のように今、必要な言葉だと癒されます。
登り窯の窯詰めを終えて外に出ると梅雨空のなか、泰山木の大輪の花が咲いているのが目に入りました。何時もの年ならエビネ蘭の花が咲いているのに気付きほっと気のゆるむ時期です。今年はコロナ禍であれもこれも延引し今日、やっと窯詰の終盤を感じ取れるところまでたどり着きました。
ネットの毎日新聞で新美南吉の詩が紹介されていました。フリーアナウンサーの水野晶子さんという方が「明日」の詩の朗読をYouTubeで無料配信されているそうです。去年この詩を読んだら、ただ愛らしいとしか感じなかったかもしれません。1932年、五・一五事件があった年に発表されました。前年の1931年には満州事変が起きています。新美南吉が詠んだ「明日」をコロナの今、思いを馳せます。
「明日」
新美南吉
花園みたいにまつてゐる。
祭みたいにまつてゐる。
明日がみんなをまつてゐる。
草の芽
あめ牛、てんと虫。
明日はみんなをまつてゐる。
明日はさなぎが蝶(ちょう)になる。
明日はつぼみが花になる。
明日は卵がひなになる。
明日はみんなをまつてゐる。
泉のやうにわいてゐる。
らんぷのやうに点(とも)ってる。
6月5日(金)から「大島窯の店」を再開しました。
入り口付近には手指用のアルコールと使い捨て手袋、
レジ側には飛沫感染防止用のビニールシートと、コロナ対策をしました。
まだまだコロナ前には戻れませんが、そろりそろりと日常を進んでいます。
セールコーナーも継続中です。近くにお越しの際はどうぞ覗いてください。