年に1度の窯出し展、仙人暮らしの作家A、Bはこの期間懐かしい人達とも再会します。
会場入り口では象の響きや媛皇子がお出迎えです。
作家Bの作品は登り窯で焼成した銹絵の食器や
涼やかな乳濁釉のカップを中心に並べています。
作家Aのこの練り込み花入れ、スタイリッシュです。
レリーフの新作、ばらの花文は絵画的です。
カップやぐい呑みのばらはユニークな抽象絵画のようで、
同じばら模様でも印象が変わります。
年に1度の窯出し展、仙人暮らしの作家A、Bはこの期間懐かしい人達とも再会します。
会場入り口では象の響きや媛皇子がお出迎えです。
作家Bの作品は登り窯で焼成した銹絵の食器や
涼やかな乳濁釉のカップを中心に並べています。
作家Aのこの練り込み花入れ、スタイリッシュです。
レリーフの新作、ばらの花文は絵画的です。
カップやぐい呑みのばらはユニークな抽象絵画のようで、
同じばら模様でも印象が変わります。
今年の窯出し展初日は爽やかな天気で迎えることができました。
大島窯にとっては、登り窯の窯焚きとこの窯出し展が
一年の折り返し点のようなものなので、今年もここまできた、と感じます。
岩壁の広い会場に登り窯からでた童傭、陶板、花入れ、食器、と
いろいろなものが並びます。
ここしばらく作家Aが試みている新作の練り込みのばら模様も登場です。
近くでみると複雑なばらの花弁を確認できます。ぜひご覧下さい。
19日に窯焚きを終えた本年、23日から窯出しを始めています。今日は草刈を依頼しているHさんと看板を要所要所につけました。手作りの看板ですが、窯へ来てくださる方々の少しでもお役に立てばと願いつつ。
山内達雄と焼いてきた登り窯。死後もこの十六年、毎年一回焼成を続けてきました。この窯焚き、作家A、Bではどうしてもかなわない時間帯を自然派の青年達がカバーしてくれました。今年のT君で六人目。三年、四年と続けてくれた青年もいたし、作業の過酷さに「死ぬ~。」と言ったU君も二回来てくれました。「登り窯はいいですね。」と手紙を残した人もいるその時間帯、今年はT君を加え登り窯を四人の力で終了。
窯焚き二日目の炎が静かに燃えています。
一の間、ニの間、三の間はこれからです。
二の間も大分詰まってきました。
四日間の窯焚きももう直ぐです。
三の間を詰めるのがあと残り数日の仕事になりました。
G.W.後半、久しぶりに店番に出かけました。
満開のナンジャモンジャの花が風が吹くたびに舞い散っていました。
ロープウェイ通りは歩く度に新しい店ができどんどん変わっています。よく当店のような小さな店が40年以上も続いているなと、半ばあきれるような心持ちになります。店に立っていると、熱心に作品を見つめる方や、「ここを目指してきました。」と仰ってくださる方に出会う事が出来ます。店が続いているのは、作家以上にスタッフやお客様の「大島窯の店」への暖かい想いのおかげだと感じます。
作家Aは直線の組み合わせを工夫する練りこみを続けています。「ばらの花」の試みは曲線の土の組み合わせを試すのに手近でした。失敗もありますがすこしづつ理解が深まっているところです。可愛らしいバラを窯出し展でお目にかけることが出来たらいいのですが。
毎年のぼり窯の仕度に明け暮れている時、何気なく目にしてほっと我にかえらせてくれるえびね蘭。今年は気候変化のせいか、何時もの場所では咲いていません。そんな時、窯の戸口で、えびね蘭が咲いているのを見付けました。運んだのは小鳥でしょうか。