DM

来月の因島での作陶展、今年3枚目のDM(案内状)です。

「5月の登り窯から出たものを使おう」等々色々しているうちに、時間が過ぎてしまい

本日、やっと版を確認するところまできました。DM出来上がりまでもうしばらくです。

 

定休日変更のお知らせ

窯出し展を終えるや梅雨入りです。

(といっても相変わらず爽やかな日が続いています。)

作家A、B、来月の因島での展示に向けて追加の商品を制作中です。

さて現在松山の大島窯の店は7月9日まで臨時休業中です。

7月10日(月)からの再開とともに定休日が変わります。

定休日 火・水曜日、及び第2・第4木曜日

どうぞよろしくお願いいたします。

窯出し展―2017 ③

今年の窯出し展も残り少なくなってきました。

会場空間というものは奥が深く、同じ作品でも場所によって見え方が全く変わります。光のあたり方から台の高さ、会場の入り口か奥まったところか、数えあげたらきりがありません。展示会が始まってからも作品がより良くみえる位置を探し続けます。「いい子(作品)なのにお客の反応がなくっておかしいわ。光を当てなきゃ!」と心の中で呟きながら会場をウロウロします。結果、再訪したお客様に「ここにあった作品は?」と尋ねられることも度々です。

 

窯出し展ー2017 ②

年に1度の窯出し展、仙人暮らしの作家A、Bはこの期間懐かしい人達とも再会します。

会場入り口では象の響きや媛皇子がお出迎えです。

 

作家Bの作品は登り窯で焼成した銹絵の食器や

涼やかな乳濁釉のカップを中心に並べています。

作家Aのこの練り込み花入れ、スタイリッシュです。

レリーフの新作、ばらの花文は絵画的です。

カップやぐい呑みのばらはユニークな抽象絵画のようで、

同じばら模様でも印象が変わります。

 

 

 

窯出し展ー2017 ➀

今年の窯出し展初日は爽やかな天気で迎えることができました。

大島窯にとっては、登り窯の窯焚きとこの窯出し展が

一年の折り返し点のようなものなので、今年もここまできた、と感じます。

岩壁の広い会場に登り窯からでた童傭、陶板、花入れ、食器、と

いろいろなものが並びます。

 

ここしばらく作家Aが試みている新作の練り込みのばら模様も登場です。

近くでみると複雑なばらの花弁を確認できます。ぜひご覧下さい。

 

 

店へーなんじゃもんじゃ

G.W.後半、久しぶりに店番に出かけました。

満開のナンジャモンジャの花が風が吹くたびに舞い散っていました。

ロープウェイ通りは歩く度に新しい店ができどんどん変わっています。よく当店のような小さな店が40年以上も続いているなと、半ばあきれるような心持ちになります。店に立っていると、熱心に作品を見つめる方や、「ここを目指してきました。」と仰ってくださる方に出会う事が出来ます。店が続いているのは、作家以上にスタッフやお客様の「大島窯の店」への暖かい想いのおかげだと感じます。

 

登り窯の忘れ物

焼き物やなので、家の中も仕事場も陶器がゴロゴロしています。

数日前、作家Aが「こんなのがあった。」と仕事場の隅から花入れを持って帰りました。大きさは高さ40㎝×口径30㎝位。青い色が閉じ込められたような深い透明感は登り窯特有の発色で、見ていると時間を忘れるようです。「よく焼けてるのに何で気がつかなかったんだろう?」と作家Aと顔を見合わせたこの花入れ、早速店に送りました。今は「大島窯の店」のウィンドウに飾られていますので、近くにお越しの際はどうぞご覧下さい。

 

ネットショップ入荷情報

ネットショップに新作を入荷しました。

表情豊かな登り窯焼成の練り込み花入れ、ダイナミックな練り込み足付タタラ鉢、

人気の印花文マグカップの大きいサイズなどどうぞご覧下さい。

ネットショップ「ohshimagama」

左から「練り込み焼き締め花入れ」、「練り込み足付タタラ鉢」、「練り込み一輪挿し」、「練り込み小鉢」、「印花文マグカップ」、「印花文マグカップ(大)」

 

仕事の途中

登り窯には花入れ、食器、童傭といろいろなものを入れます。作家Aは、何年かぶりに木の葉皿を制作中です。私が見てきた作家Aの木の葉皿と言えば焼き締めでしたが、今回は木の葉に練り込みの模様が入っているようです。生の土の段階ではグレーのバリエーションで、色味の見当がつきません。出来上がりが楽しみです。