松山・ギャラリータナカの搬入

 

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ギャラリータナカ3階での展示の為搬入をしました。オーナーの田中千鶴子様、生き生きとギャラリーを経営なさっています。

 

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松山での久しぶりの作陶展です。会場の変化が作品を別の視点でみせてくれると期待しています。作品も先頃の展示とは変えています。此の度は是非、作家Bの金彩のオリジナル作品をご覧いただけたらと願っています。

 

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松山での大島窯作陶展

松山の南海放送本町会館で作家Aは大島窯作陶展を山内達雄と13年間催させていただきました。平成14年達雄亡き後は、それまで続けていた東京での個展を中心に発表しておりました。此の度松山で初めて作家Bと大島窯作陶展をギャラリータナカで催します。本業の日本画と家業の陶芸の二足の草鞋を履く作家Bは昨年から金彩を試み始めました。松山の展示会場で並べさせていただきます。オリジナルなものになっていますかどうかご笑覧いただけましたら嬉しいです。皆様のお出かけをお待ちしています。

 

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東京展での同窓の人達①

昨年11月の銀座ギャラリーハウスの作陶展で、新宿銀花から始めた個展は30回になりました。長い間支えて下さった皆さんのおかげですが、芸大時代の先輩後輩で毎回観に来てくれる人達がいます。その一人だった伊藤廣利さんは15回続けた京橋、クボタギャラリーの途中あたりで、芸大教授のまま亡くなりました。展示をみてくれる友のほとんどが大学教授を退官後も作品を発表し活躍していることを思うと本当に惜しまれて余りある人です。伊藤さんは個展会場に重い撮影道具持参で来られ、何時も作品を撮っていました。同期ではありましたが、技術を超えたあたたかいユーモアを表現できるセンスのある方で私は工芸の師のように敬意をもっていました。広島で作陶展をした折、依頼した文章のDMに「野の花」と云う箇所がありました。日展で活躍なさっていた伊藤さんならではの手向けの言葉だったでしょうか。

 

 s-DSCN5003預かっている伊藤さんの鍛金作品

 

月斑

展示会が終わった翌日、ちょっとした修理を依頼され、以前販売したレリーフ「月斑」に出会いました。このところ目標を捜しながら創る仕事を続けているので、夢中で人形をテーマに制作した頃の作品を見るのは久しぶりでした。懐かしい思い出に出会ったような気持ちがしています。

 

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修理を終えた「月斑」

 

 

展示会中の出来事③

我窯周辺「雪の下」が花盛りです。

来客のO.Kさんから「雪の下」を花入れに活けてみたら、と声をかけられました。

 翌日、花を採りに行きましたらこの有様でした。ずいぶん前からイノシシの被害を時折耳にしています。「雪の下」の上で彼か彼女があくびでもしながら寝転んでいたのでしょうか?

作家Bは出会った事があると言っていますが、幸い私はお目にかかっていません。

 

 

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展示会中の出来事①

我が家のほたるぶくろがようやく咲き始めました。

会場で飾る花を求めていた頃、隣の伯方島は暖かいのでしょうか。タイミングよく伯方のお茶のT先生が白と紅のほたるぶくろを持参して下さいました。90才越えられた先生のお心遣いが本当に嬉しかったです。

 

 

 

 

窯出し展①

初日の会場作りに一花欲しいなと庭を見渡しました。花木の少なくなった季節です。白梅の木のそばにある卯の花を採りに行きました。その時梅の木にきれいな5㎝位の丸い穴が開いて主木が枯れているのに気付きました。どんな小鳥でしょうか?出来立ての新築です。s-DSCN4593

卯の花

卯の花が咲きました。

うつむいた地味な花です。

それとなく「うの花のにおうかきねに~」の唱歌を想い出させる風情が我窯に相通じるとは思いこみでしょうか。

今日も展示室の準備に明け暮れる一日でした。

 

 

 

窯出し展の準備

窯出し展の準備も大詰めに入りました。

どんな作品を見ていただけるでしょうか?

薪窯はガスや電気のように効率よくはいきません。風、湿度、薪量、薪を投入する人の体力等々、様々な条件が重なって大きな失敗もあれば初めて目にする美しいものに出会うこともできます。今回は無風と充分な赤松の支度の安心感から3の間を焚きすぎてしまいました。何度焚いても全ての部屋が成功という訳にはいきません。

今日は道に看板をつけたり、Fさんに道の草刈をお願いして車が通りやすいようにしてもらいました。窯出し展ならではの準備です。

 

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大島窯前の登り道の入り口です。

目印の看板をつけました。

 

 

 

 

 

 

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100mほど進んで、

 

 

 

 

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右手に見える建物の一階が会場です。

 

 

 

 

 

ジャスミン

 

5月中旬頃、我が家のスロープに羽衣ジャスミンが3mの高さのスクリーンを造ります。風にのって芳香が漂ってくるので、窯出し展の時期とも重なり、来訪者を喜ばせてくれます。羽衣ジャスミンは長年我窯に気配りしてくださる阿部八重美さんが以前鉢植えを下さり毎年成長したものです。

 

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