赤、桃色、白と山茶花が咲く頃、晩秋です。
白色の平たい花弁、一重の「雪山」は、朝倉窯時代の玄関先で、清々しい気持ちを与えてくれる花でした。当地に移して枯れてしまい、又新しい木を植えたのですが、どうやらこの白い山茶花は趣が変わっています。
赤、桃色、白と山茶花が咲く頃、晩秋です。
白色の平たい花弁、一重の「雪山」は、朝倉窯時代の玄関先で、清々しい気持ちを与えてくれる花でした。当地に移して枯れてしまい、又新しい木を植えたのですが、どうやらこの白い山茶花は趣が変わっています。
薪小屋のまわりに藪蘭(龍のひげ)が深緑色の線形の葉を、光沢も生き生きと広がっています。地味な淡紫いろの小さい花々が真っ盛りです。
花言葉は「変わらぬ想い」です。
山歩きの途中、山芋のむかごを集めるのが楽しい季節です。
むかごの連は規則正しく真珠のような実が並んで何時も可愛らしさに見とれます。この等間隔の連をふとラグビーの屈強な男性達の連とつながらせるのは、ワールドカップの活躍のせいですね。ちょっと飛躍しすぎですよね。
香り高いキンモクセイの香りが漂ってきます。
我窯の周辺には朝倉窯から移動した三本のモクセイを植えています。
何故か雨の日は空中が香りに包まれ仕事の忙しさがなごみます。丁度この時期は干支作りが始まりますが、作る手がしばし止まります。
夏を惜しむかのように水引草が其処此処に咲いています。
今年の九月は覚悟していた猛暑が肩透かしのような涼しさで初秋が訪れています。
我窯の庭に初秋の花、酔芙蓉が真っ盛りです。
白い大きな五弁の花が、時間を経るとあでやかな紅色に染まります。