作家Aは2年前から骨密度を検査し始め、昨年の暮れ、測定結果が55才相当と伝られました。昭和14年5月生まれ。体力の衰えを認めておりまして此の度の登り窯で最後かと覚悟も有りのところへ、この結果で嬉しい驚きでした。
ついでながらその日、くじ運のない私が商店街のくじに当たり黒煮豆をゲットというハプニングが起き、明るい申年を迎えました。
作家Aは2年前から骨密度を検査し始め、昨年の暮れ、測定結果が55才相当と伝られました。昭和14年5月生まれ。体力の衰えを認めておりまして此の度の登り窯で最後かと覚悟も有りのところへ、この結果で嬉しい驚きでした。
ついでながらその日、くじ運のない私が商店街のくじに当たり黒煮豆をゲットというハプニングが起き、明るい申年を迎えました。
来年の干支「猿」は可愛いと求めて下さる方もあって、ほっとしています。
あるお客様からは「ラグビーの五郎丸に似ているのもあるね」と言われました。「面白い」と私はうっかり、知人に❝次郎丸❞と伝えてしまいました。知人からは「弟分の次郎丸猿ね。」とさわやかな便りが返ってきて、作者の作家Bもニンマリしています。
(ついでながら、今年は干支をニューヨークへ送って下さるお客様があり、次郎丸猿海外デビューで、作家B再度ニンマリです。)
今年の厄が去って幸せな申年になりますよう干支に因んで願っています。
大きな作品を試みるともう少し先が見えるような気がします。見えるでしょうか。
二本の壺を乾燥中です。
我窯のまんさくは朝倉窯時代の庭から移動したものです。毎年2月頃、葉よりも先にまず花を咲かせるまんさくは大好きな花木の一つです。この秋も紅葉ならぬ黄葉を眺めています。
晩秋の茶花、つわぶきが長い花茎の先に元気な黄色い花を咲かせています。葉はフキに似て厚く、表面につやがあることから「つわぶき」とよばれるそうです。
山芋のむかごは初秋の頃、真珠を並べたような連の可愛らしさに唯々みとれたものです。今は晩秋、山芋を連想できるほどにゴッツリして、むかごご飯など香り豊かな秋の味覚の方が先立つ頃です。
今年は暖かい秋の日が続いています。鳥のホトトギスの胸毛模様から名前がついたといわれるこの十月の茶花、今年は十一月になっても生き生きと咲いて楽しませてくれています。