「山内まどか・金彩展+山内瑠璃子・新作展」

明後日23日から4日間、店の企画展「山内まどか・金彩展+山内瑠璃子・新作展」を催します。本日、作品を店に発送しました。

 

作家Aは新作の練り込む急須や形を探索中の一輪挿しを出品します。

練り込み一輪挿し
練り込み急須

 

作家Bは金彩のレリーフ、印花文や魚文のコーヒー碗、菊花文の器など出品します。

金彩レリーフ

 

(上)各種金彩コーヒー碗(下)金彩菊文皿とマグカップ

ようやく寒気も緩んで参りました。

春の到来を予感しつつ、どうぞお立ち寄り下さいませ。

 

大島窯企画

「山内まどか・金彩

+山内瑠璃子・新作展」

2月23日(金)~26日(月)

am10:00~pm5:00

大島窯の店

※詳細はこちら

 

Hさんへの感謝

作家Aがs58年から銀花新宿店コーナーで始めた作陶展は、昨年まで毎年東京の各場所での展示会を続ける事につながりました。当初は「登り窯から生まれた子供達」から、始めたものでコレクターの方々に支えていただきました。時代の変化に伴い、花器や雑器が混じることになり、今日に至っています。Hさんはインターネット上の「ギャラリ-」からの作品を選択下さる方で、ご自分の意向でもとめられた作家Aの作品が、何時の間にか作品群になっています。これからも不思議なHさんとのご縁は、新しい作品を創る大切な原動力になるものと思っています。Hさんへの感謝を込めて。

『月夜のモザイク』

 

 

〔川音が聞こえる夜、

花は目覚めてほんのりかおり、

川波は、

モザイク模様にゆれ月影に染まる時。〕

 

 

寒さに緊張するこの頃です。ふと、暖かい季節の幻想の時もあっていいかと、『月夜のモザイク』を書いてみました。

 

 

戌の香合

作家Aの練り込み干支香合は、丹念な練り込み模様と愛らしい干支の組み合わせで毎年楽しみに待たれている方が多い人気のシリーズです。戌年の今年もチャーミングなワンコが並びました。どの子もそれぞれ可愛い中、私、作家Bのお気に入りはこの子です。

「私が主。」と言い出しかねない表情でピンクのソファーをまったり占領しているこのおちびさんを見ると「ぷぷぷ。」と失笑してしまいます。今頃は店のウィンドウからお正月のロープウェイ通りを注視していることでしょう。心の中で「店番ご苦労様」と声掛けしてしまいます。

 

2017年の師走

12月25日~26日、今年最後の電気炉の還元炎を焼きました。当地にしては寒い日で、仕事場で朝10時、7度でした。動きにくい程衣服を重ねてしまいました。ご注文いただいた品々を年内にお届けしなければという窯でした。我窯では今年は、殊の外、月日の過ぎてゆくのが早かったように思います。我々昭和世代にとりましては世相が悪い方に激しく流れてゆくのが思いやられる日頃です。個人的にはせめて心身共に健康でありたいと仕事の方を向いています。

練り込み犬香合

鉢とダルメシアン

数年前から作家Bは、注文で干支の鉢を作っています。新しい干支のモチーフに向かう度に「うむむむ」となっています。今年の戌。犬もいろいろおりますが、技法的に収まりやすそうと描いたのがダルメシアン。焼成前は「鉢にダルメシアンってシュールだわ。」と思っていましたが、意外と好評でほっとしています。

戌を干す

戌をつくる日が続いています。今度の干支、戌はなんといっても乾きが悪いのです。胴体は空洞ですが、頭は土の塊です。その頭が大きいせいか、乾かすのに酉の倍の時間がかかっています。はやる気持ちを抑えながら、天気のよい日は外で干し、夜はストーブの前で整列させています。

作家Aのお気にリの画像。並ぶ戌の後ろ姿が可愛いそうです。

干支(戌)の季節②

今頃になっても大型台風がやってきて慌てますね。

作家Bは戌の第一弾を店に納品して少々ほっとしています。

此の度の戌達はいかがでしょうか?

今回は余り数を納ることができなかったのでまだまだこれからです。

次回は焼き締めバージョンも納品する予定です。

 

 

 

干支(戌)の季節

 

夏が余りにも暑くて長かったので、今年も残り三か月をきったと言ってもピンときません。しかし季節だけは進んでいるようで、作家Bは干支の制作に取り掛かっています。来年は戌です。今回の戌は狛犬をイメージしてみました。いかがでしょう。22日頃から店頭販売の予定です。