「海風」シリーズの始まり

長年続けている「響」シリーズは対象が白い象ですが、「海風」シリーズは蒸気機関車です。島のFさんから東京の三人目のお孫さんの誕生祝い(のぼり祝い)を依頼していただき思い付きました。ちなみにご長男誕生時は「かぶと」、ご次男誕生時は「舟」を創らせていただきました。舟はお祖母様在住の瀬戸内海を想い浮かべてほしく。

個展を終えて

ギャラリーアンフィールでの個展中、お客様から今回の絵のタイトルについて尋ねられることが多かったです。「羽音を数える」の「羽音」を私は鳥の羽音とのつもりでつけましたが、虫の羽音と思われてる方が多く、なるほどと思いました。どちらでも「羽音」で正しいのですが、鳥と虫では世界観も変わり面白いと思いました。同じ「はおと」で言えば「葉音」もあります。日本語の豊かさを感じます。

「羽音を数える⑯」

 

「羽音を数える⑨」

 

「羽音を数える⑧」

 

 

今回、2年ぶり3回目の個展となりました。特に絵は発表の間があきがちですが、自分の中では思ったより点と点が線でつながっていました。また次の点に向けて励みたいと思います。お忙しい中、会場に足を運んで下さった皆様、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

展示前

ギャラリーアンフィールでの個展も近づいて参りました。

搬入までアドレナリン出っ放しの今日この頃。

陶器の絵付けも終わりに近づいて参りました。

焼成が終わったら、絵だけに集中します。

 

香港からのメール

嬉しいことに今年の干支、兎の置物は好評で在庫も少なくなりました。年内は買い忘れた方等、お求めになる方が続くので只今、追加で制作中です。そんな折、ネットショップ経由で、香港から兎のご依頼がありました。ありがたいことです。作家B、海外発送の方法を勉強中です。

化粧の生掛け

島も寒気到来、冬の厳しさを感じる日々です。マグカップなどのろくろ引きをして久しぶりに化粧釉の生掛けを試みています。弱還元炎の窯を詰め切るまでには次々とつくる準備が控えていますが、しばらくぶりの技法が新鮮な気持ちにさせてくれます。

 

 

 

ウサギの干支の販売を始めます。

「化粧干支置物(卯」

MLBのレギュラーシーズンが終わりました。大谷君の活躍を見ながら干支を作り始めたせいか、ウサギのかしこまっているはずの立ちぽーズが投球の構えに見えたり、「このウサギはスアレスに似ている。」と思ったり、楽しい時間でした。

さて、大島窯の店では、10月8日から来年の干支置物、ウサギの販売を始めます。ネットショップでも販売を始めました。どうぞご覧下さい。ぴょんぴょん跳ねる兎にあやかって来年こそ飛躍の明るい年となりますように。

 

ネットショップ“ohshimagama”

2点共「練り込み干支香合(卯)」
右「焼締干支置物(卯)」、左7「印花花文干支置物(卯)」

 

 

 

 

2023年の干支

テレビでは、お盆を過ぎるとおせちのCMが流れ始め落ち着かなくなる今日この頃。

2023年度の干支置物のサンプルを作りました。来年の干支はうさぎです。

 

まずは「かしこまりラビット」。

 

番外編で「くつろぎラビット」。

 

来年のことを思う余裕はないのだが、、などとぼやきながら手を動かしています。