薪の窯②

三室半の窯では、焼成が、ゆきわたる場所と甘い焼成に終わる場所とができます。朝倉窯では三の間、大島窯では一の間後方、そこが子供達の像誕生の場所となりました。薪の窯特有の素朴な焼き上がりから、題材は自然にそったものでした。作り手としては自己感情に無理を強いることなく子供達は土ものらしい優しい表現になりました。

「花守」13㎝×5㎝×高さ28㎝

 

 

 

薪の窯➀

我窯の薪の窯は、1969年、当時の朝倉村に築窯したガス窯にあきたらず1974年、奈良の赤膚焼窯を築窯された駒井さんにお願いした3室半の登り窯から始めました。当初は展示会に合わせて、一年に4度も焼成したものです。山内達雄が2002年に肺がんの為、亡くなってからは、作家Bとその都度2人の若者と4人で年に1度、毎年、焼成を続けてきました。窯出し展はその成果です。

日焼け

先日の登り窯の窯焚きでのこと、作家Bは火に近づき過ぎていたらしく顔が真っ赤になりました。昔、手伝いにきてくれたk君が、炎に魅せられ焚口近くに座り続けて顔を赤くしていたことを思い出しました。窯焚き終了後しばらくで、作家Bは鼻の皮がむけました。夏を前に日焼けです。

「元気」

しだれ柳の若葉が揺れています。この時期、我窯は登り窯の窯詰めに追われている最中です。体力仕事ですから弱音が出ることもあります。そんな折、Mさんの92才のお父上様は身体を鍛えて杖を使うこともなく、問題があるとネットで知識を得て対処されていると聞き、頑張る元気を頂きました。

 

「花信風」

作品にサインをいれることは当然ですが、これまで作家Aは呑気に失念することが多々ありました。この未発表の壺は、それではいけないと年号までも記入し始めた記念のものです。

花咲く知らせを届ける風の頃に。

 

「花信風」約25㎝×約25㎝×高さ51㎝

育てられて

今日はWさんからお電話で練り込み手の注文をいただきました。先頃はHさんから20㎝5枚の皿の御依頼を受け、造っているところです。Hさんは大壺や箱形のもの、皿の数々を集めて下さる以前からのコレクターです。ところで、作家Aの練り込みは、感覚を重視した独自のもので、御依頼を受けてから創り上げることがほとんどです。先刻、作り上げた急須は、作家Bが、上手く得意とするところなので、強いご依頼を受けなければ自分では、思いつきもしなかった分野でした。お客様に育てて頂いているとありがたく思っております。

「山内まどか・金彩展+山内瑠璃子・新作展」

明後日23日から4日間、店の企画展「山内まどか・金彩展+山内瑠璃子・新作展」を催します。本日、作品を店に発送しました。

 

作家Aは新作の練り込む急須や形を探索中の一輪挿しを出品します。

練り込み一輪挿し
練り込み急須

 

作家Bは金彩のレリーフ、印花文や魚文のコーヒー碗、菊花文の器など出品します。

金彩レリーフ

 

(上)各種金彩コーヒー碗(下)金彩菊文皿とマグカップ

ようやく寒気も緩んで参りました。

春の到来を予感しつつ、どうぞお立ち寄り下さいませ。

 

大島窯企画

「山内まどか・金彩

+山内瑠璃子・新作展」

2月23日(金)~26日(月)

am10:00~pm5:00

大島窯の店

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