新緑の頃になりました。この季節のもみぢもきれいです。
我が窯のもみぢは島に引っ越した際、以前の庭から移したものです。22年を経てちょっとしたもみぢ林になりつつあります。この時期枯葉や雑草の合間からもみぢの赤ちゃんが姿を現します。
新緑の頃になりました。この季節のもみぢもきれいです。
我が窯のもみぢは島に引っ越した際、以前の庭から移したものです。22年を経てちょっとしたもみぢ林になりつつあります。この時期枯葉や雑草の合間からもみぢの赤ちゃんが姿を現します。
風が吹き荒れ、雨が降っています。直下地震を受けた熊本も雨だとか。幼い頃の被爆後の広島の雨が記憶にあります。災害の試練は何故か重なります。
大雨が降りました。山茱萸が散り、満開の山桜も散り始めました。葉がヤナギに似ている雪柳は白い小さな花をつけて新鮮です。新緑の時期の始まりに、雪のようにみえる小花の集まりがゆれています。
その日の登り窯の窯詰めを終えて屋外へ出ると、山桜の木が目に入ります。そめいよしのなどの明解な桜と異なり、赤茶色の若葉と同時に咲く紅色を帯びた花々は、うれいをおびて日本画家、横山操の絵に通じる優しさがあります。この島では山桜を目にすることが多いです。
毎年、春先のこの時期に家の屋根をチェックしに上がります。屋根の上からはいつもより遠くまで景色が広がっています。津島の左側、木々の合間に船が見えます。
白いつばきが咲きました。島の方からいただいて、植えたのは十年前。名前を「鶴姫」と聞きました。大柄で可憐な椿、うつむきかげんが、大三島のつる姫伝説を彷彿とさせています。
のぼり窯の準備が遅れがちなのに、ゆっくり散歩をしています。例年は忙しくて見過ごしてしまう山茱萸が七、八分咲き、菜の花が歩道を飾っています。
我窯では、春の黄色は「幸福のハンカチ」の色ではなく、「おくれてるゾー」とのぼり窯の仕事開始を促す花々の色です。
展示準備をしている間に我窯の庭のあんずの花が咲きました。
雛の節句は間近です。
会場へ登り窯からうまれた女の子達を並べてみました。
寒波の間にあたたかい雨が降りましたが、又寒さがやってきました。庭の万作の、枯れぎわの大きな葉が、マントのように小さな黄色の花に被さっています。花はいずれ枝一面に咲くはずです。その為「満作」とも呼ばれます。早春一番の花なので「まずさく」がなまって万作といわれているそうです。
此処、本庄山の我窯周辺では、すみれ、菜の花、ユリ、つるききょう、かんぞうなど、野生の花々が群生して咲きます。そのありのままの自然の、なにげない移ろいには、心動かされます。まず早春の水仙が咲きます。先日の散歩中、水仙の群生に出会いました。