合歓の木

再興第100回の院展が松山の県立美術館で催され、作家Bの恩師からご招待を受けていた二人は松山での雑用を終え、美術館へ向かいました。先生の絵は院展の中でも印象的なもので感銘を受けました。今治へ帰るバスの窓から今が盛りの可愛らしい合歓の花々が日本画的に見えました。公募展を見ると何時も興奮気味です。

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合歓の木・走行中のバスの中から

 

泰山木の花

 

夜、目が覚めるような激しい雨が降りました。梅雨とはいえ、被害が予想される雨量です。ところが翌日は台風一過という程の気持ちのよい朝が始まりました。泰山木の花が一輪、それはそれはさわやかに咲いています。

 

 

ゆりのむかご

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先日まで、ゆりのむかごは黒真珠の連のように、可憐な造形で、どんな花入れにも生けられました。一度ゆっくり撮りたいと思っていたのですが、梅雨の大雨で大半が地にこぼれてしまいました。あっという間のことで残念です。

 

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ろうばいの実

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展示会の10日間が過ぎると木々はその分成長していました。展示室前の満月蠟梅は、こんなに可愛らしい実をつけていました。

展示会中の後日談ですが、山中、看板をたどって窯元を捜してきたお客様の、「がんこなおじさんが焚いているのだろうと話しながらきたのですよ。」との話を耳にしました。私は「がんこなおばさんですよ。」と小声で言ってしまいました。登り窯の火は皆の協力で続いてきたのだと、恵まれていた環境に改めて感謝の気持ちを深くしました。

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雪の下

窯出し展まで1週間。登り窯の後も案内状を出したり、電気窯用の物を制作したり、etc。まだまだ慌ただしい日が続きます。いつもは窯出し展期間中、真っ盛りを迎えるジャスミンの花は早々に終わろうとしています。今は木陰で雪の下の白い小さな花が咲き群れています。

 

春の味覚

たけのこの季節も終わりに近づきました。山の中に暮らしながら今年は食べ損ねたと思っている時、取りだちのたけのこをひょいといただきました。甘みのある新鮮な味覚は春の贅沢です。ありがたいおくりものでした。

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