春の新作展③

 

新作展も後半に入りました。

今回の新作展では金彩の新しい文様を試しています。

 

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化粧金彩鳥文ぐい呑み

 

 

 

 

 

 

鳥文や

 

 

 

 

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化粧金彩花文ぐい呑み

 

 

 

 

 

花文の新しいバージョンです。

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「茜」 7.5㎝×7cm×高さ3.5㎝

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以前からご要望があった童傭のペーパーウェイトも登場です。

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練り込み足付タタラ鉢

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

釉薬の流れがダイナミックな練り込みのタタラ鉢はピンクの足もチャーミングです。

 

 

 

 

 

 

寒気も緩み春も近づいて参りました。お誘い合わせの上お出かけ下さいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

春の新作展①

只今、「春の新作展」を開催中です。店での企画展は2年ぶりです。

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中央は案内状にも登場した作家Aの新作の練り込み長方花入れです。ウィンドウの空間と合い堂々としたかたちがよく出ています。

 

 

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店内では練り込み長方花器とトルコ桔梗や葉蘭が伸びやかで爽やかな空間を演出しています。この二つの新しい練り込み長方花器、同じサイズで一組のようですが、口の仕上がりが異なりそれぞれチャーミングです。店頭で二つの個性をじっくりご覧下さい。

 

 

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作家Bの金彩シリーズの新作です。花文(左)と葡萄文(右)のマグカップは、カフェオレにもスープにも使えるサイズです。

 

 

 

「第13回大島窯企画 春の新作展」

~3月6日(日)まで※3月2日(水)定休日

大島窯の店

続・展示会場から

今回の会場にはちょっと懐かしい童傭も登場です。

15年前の作家Aの札幌三越の個展に出品した「花守」(木箱付き)です。

地元では初お目見えです。

高さ70㎝と少々大き目のお人形ですが、自然な会場の中でみると新鮮です。

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自然光に包まれて少女の柔らかな表情が映えます。

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展示会場から

窯元展示室は岩壁に囲まれている為、夏は涼しく冬は暖かい会場です。

冬も畳スペースの掘りごたつに小さな暖房機を入れているだけですみます。

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干支の時期、定番以外のおサルも並びます。

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作家Aの干支の灯り。上に練り込みのおサルが鎮座しています。

灯り入れに留まらず、香炉やオアシスなどを利用して花入れとしても使えます。

 

 

 

 

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作家Bは「handleシリーズ」の申バージョン(ぐい呑み)を作りました。

 

 

 

 

毎年干支を集めている方々がいらっしゃっています。

(大島窯展示室 ~25日まで。)

 

 

窯元展示室

 

明日から展示室を開けるので会場を準備中です。

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作家Aの新作花入れと申が並びます。

 

 

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会期前に十二支のお問い合わせがあったので他の干支も並べました。

 

 

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展示室は25日(金)まで開けます。

詳細はこちらを。

窯元展示室は年に2回の開場ですので、この機会にぜひご覧下さい。

 

 

 

STAGE銀座④

 

販売をしながら忙しく作業に明け暮れていると、安易な仕事になっていることに気付かなくなっていることがあります。東京での催しは小さなギャラリーでしたが、日頃の仕事の全体像をつかむのに好都合でした。

何時も観てくれているkさんが一枚の皿の白さに疑問を投げかけてくれました。仕事の分野は異なりますが作家の一言です。磁器と異なり陶器は白さに変化があります。その為、発色の度合いが、その皿を作る人の作品の方向づけをより鮮明にします。土質の選び方、釉の濃度、又、酸化炎で焼成するか還元炎にするかなど全てが発色の為の過程です。貴重な疑問を受けて自分の仕事の方向性を明確に表現するこだわりを出せたかな、と此度の展示のことを思い起こしています。

 

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練り込み四方皿

 

 

 

STAGE銀座③

 

私、作家Bが金彩の制作を始めてから1年近く経ちます。

今回の展示にも金彩の作品を中心に出品しました。

技術が変わると表現も変わるので、新しい文様を試しています。

 

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金彩耳付ぐいのみシリーズと金彩小花文急須、印花文急須

 

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金彩小花文湯呑と金彩花文皿

 

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左から金彩花文コーヒー碗、波文龍コーヒー碗

 

 

 

よくお客様に「何の花ですか?」と聞かれるのですが、具体的なモチーフがあるわけではありません。

これは金彩に限ったことではありません。色の塊や線の流れ、バランスで決まります。結果として「菊の(ような)模様」、「梅の(ような)模様」が生まれています。

失敗を重ねながら続けていると、材質と図がその模様の意図するところに導いてくれるようなところがあります。大げさなことではありませんが、何か新しいものにつながらないかと試みています。

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STAGE銀座②

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STAGE銀座はスペースこそ小さいですが、コーナーや棚を効率よく設えていて今回のような小品を中心にした展示にはぴったりのギャラリーです。

 

 

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通りから見えるガラスの棚のコーナー、

金彩小花文皿と練り込みマグカップ

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奥のコーナー、

力強い青の練り込み長方花入れに朝顔。

粉引きぐい呑み、粉引き豆皿など。

 

 

 

 

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練り込み豆皿シリーズの新作

 

 

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金彩耳付ぐい呑みシリーズの花の新作

 

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金彩松文碗

 

 

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左から金彩小花文湯呑、練り込み梟香合、練り込みぐい呑み

 

 

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左から練り込み花入れ、金彩花文湯呑、粉引き干支香合

 

 

今年は秋の作家Aの個展がない為、一足早く干支香合が登場しました。

「みざるいわざるきかざる」です。

愛らしいこの子ザルたちは優しい人の許にいきました。

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STAGE銀座①

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「STAGE銀座」は銀座8丁目の首都高下にあるショッピングセンター、「ギンザナイン1号館」の小さなギャラリーです。会場からは柳の涼やかな姿が見え、周囲の喧噪を忘れるような明るい爽やかな画廊です。s-DSCN5988

8月の最後の週、暑さを覚悟して上京しましたが、思いの他涼しく拍子抜けするようでした。銀座は夏休みを惜しむような家族連れで賑わっていました。一番暑い盛りに夢中で仕事をしていた作家AとBは我に返るようでした。

 

 

 

 

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さて、会場のディスプレイが落ち着いた頃にぽつぽつと生け始めた花々。作家なりに花器が活きるよう心を配ります。

 

 

 

 

その中の一つ、このコーナーの白い可愛い花、来場の方々にも好評で「なんて言う花?」と聞かれるのですが、名前を失念しました。

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どなたかこの花の名前をご存知ですか?