亀の万年君

寒風吹き荒れる日、焼成中の電気炉のコイルが切れました。修理するのに鳥取経由でコイルを取り寄せることになりました。鳥取は大雪で一日交通が動きません。展示直前で気が揉めましたが、今日は爽やかに空も晴れわたり気持ちの良い日です。コイルも無事に到着しました。我窯の動物達の守り神、亀の万年君が光を浴びています。

香炉のふた

昨年一月、窯元を訪ねて下さった日展七宝作家の松本由紀子さんからふたが送られてきました。こちらも香炉にどうかと合わせて作ってみました。松本由紀子さんの作品はイギリスの雑誌に載ったそうです。

 全国センター試験のシーズンは毎年、雪の降る激しい冬の季節です。

それでも若い人達の熱気が寒気を吹き飛ばす時期でもあります。

我窯にも珍しく風花がちらほら舞い、庭の壺に氷を見つけました。

 

 

 

いちこの家出

正月からいちこが帰らない日が続きました。ご飯を食べに1度帰っても、心ここにあらずという様子ですぐに飛び出していきました。以前も同じようなことがあり、その時は1か月足らずと長い不在でした。山になにがあるのでしょう。日常を忘れるものがあるのでしょうか。昨晩10日ぶりにやっと帰宅。今回の❝出奔熱❞も治まったようです。

 

水仙のかおり

庭先に咲く水仙のかおりを感じたいと近寄りますが、かおりません。今年に入って珍しく細菌性の風邪をひき、鼻が立ち直れずにいるせいのようです。さわやかな水仙のかおりを味わう元気を取り戻せねばと思うこの頃です。

下見

昨年秋にオープンした因島の「gallery 政吉」。企画で今年の夏に大島窯作陶展を催すことになりました。昨日会場の下見に行って参りました。改装中の1階はじめ、新しい空間であれやこれや想像するのは楽しいものです。たぶん搬入して実際にものを置くと、想定が覆されて右往左往することでしょうがそれも楽しいものです。

 

 

明けましておめでとうございます。

いつも山の上で世情に疎い生活をしていますが、1月2日は父のいとこのおじやおばを迎えるのが我が家のお正月です。いとこといってもおじ達の両親は、祖父の姉と祖母の兄なので兄弟のような親族です。今年は島内のおじの家で楽しいひとときを過ごしました。道中、海に沈むきれいな夕陽をみました。今年も始まります。

 

店へー大晦日

あっという間に大晦日です。

作家A、B、お正月の飾りつけに店に行って参りました。

藤田商店の奥様制作のお飾りや、干支鉢、酉達と練り込みの鶏香合など、

新しいものも加えて、新年を迎える準備完了です。

 

今年も1年お付き合い下さりありがとうございました。

皆様、よいお年を!

 

 

※蛇足

大晦日、いつもより頻繁に走る坊ちゃん列車がお祝い気分を振りまいているようでした。

満月蠟梅

今年も残り少なくなりました。

作家B、不覚にも扁桃炎をこじらせて肝心な時に仕事が進まず、師走の忙しさに拍車をかけてしまいました。気が付けば満月蠟梅がこぼれんばかりにつぼみをつけています。

来年はどのような年になるのでしょうか。